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スーパーティーチャー 熱血格闘のregencyのレビュー・感想・評価

4.0
端的に言えば、ドニー・イェン版『いまを生きる』or『GTO』。
他の俳優がやると臭くなりそうな熱血教師のセリフも、ドニーがやると違和感がないのは、やっぱり人格者のアイコンとなったイップ・マンのイメージが強いせいか。
話の展開も単純明快で分かりやすいし、香港映画ならではのベタベタな喜怒哀楽描写も外すことなくキッチリ抑えているし、おまけにアクションシーンも想像以上に痛々しくて凄まじいと、至れり尽くせり。
昔と違って教師の体罰が取り沙汰される昨今、我らがドニー先生の体罰は悪しき者のみに下される。
結局のところ本作も、『イップ・マン』シリーズに通底する「罪を憎んで人を憎まず」精神たっぷりな痛快作でした。

より詳細なレビューは↓
https://cinemarche.net/column/subeteno-6/
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