37セカンズの作品情報・感想・評価・動画配信

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「37セカンズ」に投稿された感想・評価

主演の佳山明は実際に同様の障がいを持っているそうだが、演技経験がないとは思えぬ自然な感じがとてもよかった。体当たり精神もすばらしい。もっとやれもっとやれとついつい応援してしまう魅力を持っていた。
それにしても脇を固めるキャスト陣のまあ豪華なこと。ここも見どころだ。
感動と勇気がもらえるすばらしい作品だった。
YaMan

YaManの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

産まれて37秒間息をしてなかったことが原因で脳性麻痺という障害を持つ女性の話し。

「もし私が先に産まれていれば、ユカさんが私のようになっていたのかも知れない。もし私が1秒でも早く呼吸が出来ていれば、ユカさんみたいに自由に生きていれたかもしれない」

「でも私でよかった。」
この言葉にとても感動した。

障害者の話しというのは前もって知っていて、なんか重そうなイメージがあったけど、主人公が強く、とても前向きで、障害者というタブーというか難しい?テーマだと思うけど、重さを感じさせないとても心に響く良い映画だった。
あと、キャスティングが良かったと思う。
特に、マイ(渡辺真起子)や編集長(板谷由夏)の起用がとてもマッチしてて更に見やすさが増してた。
わたしも身長が148センチのため、車椅子に座った高さとは同じわけではないが、ローアングルの目線が共感できる部分は少しあったかもしれない。

1つどうしても気になるのがどうやって旅行費を工面したのかだけ気になってしまった。そんなこと気にする必要ないくらい素晴らしい映画だとは思ったけど笑

あと、はちどりもそうだけど過干渉な親から、子どもがどのような成長過程をへるのかっていう題材とても賞賛されがちだな。
そのくらい問題視されてるということだね。

過干渉な親からどう巣立つかという意味では、ハチドリの方が圧倒的に好きだった。
37はストレートすぎる表現が多いというか…なんとも言い難いが、まあ比べるもんでもないのだが。。

音楽がめっちゃ良かった。
渡辺真紀子マジで信用できる強い。
がみ

がみの感想・評価

3.3
一人の女性、いや、一人の人間の成長を垣間見させていただきました。

こういったテーマってタブー視されてるけれど、みなさんの演技が凄すぎです、、、
全てがリアルに描かれていて、素晴らしい作品だった。邦画はこういうリアルに追求して作っていって欲しい。
maki

makiの感想・評価

3.8
ジャケットの雰囲気から勝手に洋画、もしくはアジアの映画だと思っていたら、普通に邦画だった。
ジャケットだけでなく本編を観ても、映像が邦画っぽくなく、どことなく洋画っぽいと思っていたら、監督は外国で映画を学んだ方なのだそう。

出生時に37秒間息をしていなかったことが原因で障害が残り、車椅子の生活を送る漫画家のユマだが、実は親友のゴーストライター。
親友は売れっ子漫画家として日の目を見る存在だが、自分は社会にひっそりと暮らす存在であり、そこから脱却したいと考えたユマはある人物の言葉で大胆な行動に出る。

障害者の苦悩というよりは、ひとりの女性の苦悩を描いており、お涙頂戴ものではなく、終盤は家族の物語として展開していく。

中盤に知り合う障害者専門のセックスワーカー舞と介護士俊哉の存在は、親友と見せかけてユマの才能と障害を利用しているだけのサヤカと、娘の世話に依存している過保護な母親とは対象的な存在として描かれていて、障害者として自分を扱わない舞や俊哉との出会いがユマの世界を拡げていく。

とにかく動いてみて、自分で自分の世界を切り開き前を向くユマがとてもかっこいい。
演じた佳山明さんはこれが映画初出演とは思えないほど堂々とした演技で、素晴らしかったです。
ゆん

ゆんの感想・評価

-

あなたしだいよ…。


素晴らしい作品。
障害者を可哀想に描いた某TV番組のお涙頂戴のものではない。この作品は限りなくノンフィクションのフィクションである、そう確信せずにいられない素晴らしい作品でした。これだけフラットな目線で家族の成長物語として、かつエンターテインメント溢れる展開は初めてです。。賞レースを意識した作品が足元にも及ばない、世界に誇ることができる作品に出会うことができました。
ShotaOkubo

ShotaOkuboの感想・評価

4.0
私の目には母子の通過儀礼的な物語として映りました。

この母子の物語はドキュメンタリーと見紛うほど真実味を帯びていました。

主演女優として、文字通り、体を張った演技を見せた佳山明の功績かと思います。

監督を務めたHIKARIはカメラマンとしても活動していたようで、画面設計は流石の手腕といった印象でした。

一方で、ある人物の台詞を引き金にして物語が推し進められるのですが、こここそ映画的にストーリーテリングしてみせる腕の見せ所だったのではと思ってしまいました。

また、脚本にも飛躍が悪目立ちしていたように思えて、エピローグに向かうにつれて、かなり強引な印象を受けてしまいました。
子どもなんて産んだことも育てたこともないけど,この母親の気持ちが痛いほどよく分かるのなんでだろ〜。いつかは子離れしなくちゃいけなくて,自分が我が子を「守れる」ことにも限界があって…ってキチィ現実に目を背けて,子どもを「管理」する側になっちゃうともうそれは毒親。子育てってムズ〜。世界は自分で広げていかなきゃいけないっていう事を真に教えてくれるのは,もしかしたら親じゃなくて,親のような他人の存在なのかもしれないって思った。そういう意味で,親でも友達でもない渡辺真起子さんのポジションは非常に重要。
突然のタイにはびっくらこいたけど(何日家出してたんだ?とか,パスポートどうした?とかいろいろ笑),大東駿介がマジでいい男だから全て許す。人畜無害で控えめだけど必要最低限のコミュ力,思いやり,誠実さ,体力あり,ふと見せる笑顔…はい,ハイスペ男子みっけ〜!中学時代好きだった私を褒めたい。
歌舞伎町シーンで我らの青春,ナギピカの宣材写真うつってた。テンションぶち上げたのは私だけだと思う。
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