37セカンズの作品情報・感想・評価・動画配信

上映館(3館)

「37セカンズ」に投稿された感想・評価

『障害』×『人生観』
生後37秒間息をせず、脳性麻痺の障害を抱え、車椅子での生活を送っている女性のお話。

邦画とは思えない作風、最初から最後まで独創性があり、引き込まれ、衝撃を受けました。パンチ効きすぎ。これが監督デビュー作とか天才すぎ。

主人公は障害を持ち、自己表現というものに大きいハンデがある人生でありながら、皮肉な事に職業は"ゴーストライター"。

依存に近い過保護な親の教育、鳥籠の中にいるような生活、そんな窮屈な環境から、ふとした事がきっかけで飛び出します。

この映画は、そんな彼女の"目的がある訳でもない行動"自分探しの旅"を観察する映画。
見せ場がどーん!お涙頂戴!のような映画ではありません。

胸糞悪さや、重さは一切なく、前向きに生きる姿に力を貰える作品です。どのような答えに辿り着くのかを見守る映画。


時々、友人や知人と話してる時などに、

「(あー、こいつには人として一生敵わないな。人間レベルが高すぎて次元が違うわ)」

なんて思ったりしますが、それと同じような感覚。
その人の価値観、考え方に触れるだけで教養が高まる、もっと吸収したい、と思う感覚。

この作品を見ただけで教養が高まる。

観賞後は必ず、この映画がどのように作られた作品なのかを調べたくなるかと。

ジャケットとタイトルでも、邦画っぽくないなと思う方が多いと思いますが、本編は本当に邦画っぽくなく、独創性が凄い。

この監督の作品には、これからも超期待です。
邦画にしては珍しく
社会派ドラマ
eba0123

eba0123の感想・評価

3.8
障害を持っていようが持ってなかろうが一人の人間という事には変わりない。この作品を通して普段見ない視点からの世界を伺うことで凄く考えさせられる。

個人的に性に興味を持ったというよりかは独り立ちのための必死の行動にも見えてなんか切なかった。そんな苦労する様子に胸が苦しくハラハラ。

ただ、そこで優しくサポートしてくれる人たちや親子愛の温かさをとても感じられてとても素敵だった。
Malco

Malcoの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

障がい者の自己実現、性、親からの自立、新しい出逢い、そして新たな事実、成長と沢山の要素が詰まった作品でした。主人公のゆまちゃんが可愛らしかった。エキセントリックな人達との出逢いはワクワクしてしまう。夢のような一時が描かれている。そして、スクリーンに映し出される夜景がきれい。最後にどんな漫画をかけるようになったのか見てみたかった。
43c3

43c3の感想・評価

4.0
障害者の子親、関わる全ての人がすごくよかった

優しい世界

触れ合う機会はないが少し話す機会とかあれば面白そうだなと思った。

差別とか区別とかじゃなくただ酒飲み会話してみたい。知らない世界に自分も成長できそうだ
障害者を描いた映画だけれど、観た後には私のあなたの、それぞれの"37セカンズ"を思うはず。
それは翻って、障害を"特別"なものとして一線を引こうとする私達の無意識(無関心)をよりユニバーサルなものに確実に変えていく事にもなる。
有り体の「お涙頂戴」な物語ではなく、こんなにもリアルに、それでいてマジカルに活き活きとした映画、観たことない。

主人公ユマを文字通り体当たりで演じた佳山明さんをはじめ端役(道すがらのドラァグクイーンやポン引き)に至るまでキャスト陣の素晴らしい演技。
私のよく知っている東京の街の、よく知っている表情と知らなかった表情を捉えた美しい撮影。
ユマの心に寄り添う様に、時に共に踊り出す様なAska MatsumiyaとCHAIの音楽の躍動。
エンドロールの上がってくる名前の国際色豊かなこと!
HIKARI監督。日本映画の枠を超えて、素敵な才能がまた現れた。

渡辺真起子さんや板谷由夏さんみたいな大人でありたい。なれてるかな……ならなきゃな…
やっと映画館で観れた。Netflixでも観れるけれど……劇場で観たかったのよ。年内にギリギリ間に合って良かった。
セイヤ

セイヤの感想・評価

4.2
度肝抜かれた。
はなえ

はなえの感想・評価

4.1
良かった〜!なんか、ちょっと感じ悪いなって人もちょこちょこ出てきたけど、出てくる人ほぼみんな優しくて、極悪!最低!みたいな人はいなくて人間の温かみを感じた。介護士の人と何かあるというか、タイでそういうことになるのかな、って勝手にチープな予想してしまって映画に申し訳ない気持ちでいっぱいです、、、ごめんなさい。すごい前にマイリストに入れてたからどんな内容なのかほぼ分からずに観たけどすごく面白かった。「障害があろうがなかろうが自分次第」、本当にそうだと思う。障害のある人たちの苦労を軽視することは絶対あってはならないけど、障害がある人だってない人と一緒なんだ、少し経験が違うだけで、その違いに優劣なんてない、そう気付かされた。そして、この映画は障がい者の物語だけど、いわゆる感動ポルノでは全くない。人と人との繋がりの話。是非観てほしい。
マギー

マギーの感想・評価

4.1
冒頭のシーンがあったから何か鳥籠を出た反動で人生に溺れて行ってしまうのではないかと不安になりながら見でだけど全くそんな必要無かった。

凄いパンチは効いてるけど自分を愛する事の素晴らしさを教えてくれる明るい映画でした。
佐藤

佐藤の感想・評価

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名作36セカンズの正式な続編
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