犬のジョンの吠え声でオープン!
これまでの作品が「今」を映したものだとしたらこれは過去がはっきり映っていた。古い写真と相まってご先祖さまの魂があちらこちらにいるような気がした。そして今という時間にジョンはいつもそこにいるんだ。
山と雲がいつにも増して輝いていた。
狭い土地でも土寄せをして次のシーズンに備えて苗を植える。実った作物でつくった料理の数々が縁側に自慢げに2つや3つずつ並べられていて素敵なアングルだった。日本人よ、これは観るべきだ!
冬を越えて梅が咲き始める場面は泣きそうになった。この村はいつかは無くなってしまうかもしれないが、それでも新しい日々はまたやってくる。