マイ・ブックショップの作品情報・感想・評価

上映館(6館)

「マイ・ブックショップ」に投稿された感想・評価

iceblue

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3.8
空は雲がたれこめて
世間の風は冷たくて
心を落ち着かせようと眺める海までも
寂しげな色が広がっている
涙で景色が霞んでも
時は立ち止まってはくれない…
 
彼女が開いた小さな本屋は
誰かの人生を変えるようなささやかな魔法を秘めていたのだと、そんな風に彼女に言ってあげたい。
 
………
狭い路地の古いお家を買い取った、
とても素敵なお店なんです。
レイ・ブラッドベリの『華氏451』がまず出てきて嬉しかった。この本も映画も大好き。『たんぽぽのお酒』も店に届いたのですが…そしてこの時代に『ロリータ』を何冊も。

試練の多い主人公に、エミリー・モーティマーの健気さがぴったり。いつも羽織っているケープが可愛くて印象深い。
小さいけれど賢い相棒クリスティーンと、孤独な老人役のビル・ナイの二人がとても魅力的。
人間の生き方や品性についてしんみり考えてしまう、そんな作品でした。
naopopo

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3.4
記録 19050
180
チエ

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4.0
たぶん私観といたほうがいいやつ!と思い立って終映前日のミニシアターに滑り込み。

街並みもインテリアもファッションも全部可愛いイギリスの田舎町、けど、鬱々としたムラ社会は世界共通か。
それでも好きなものへの信念は曲げないのは素敵。生前の夫は素敵な人だったんだろうなぁ。
chip

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4.0
ずっと観たかった作品。
地元の映画館では終わっていて…
一か月経って、少し遠い映画館で上映されていることを知り、仕事終わってから車をとばして観に行った。
良かった、映画館でいい時間が過ごせた。

本が大好きだった子供の頃を思い出した。
書店や図書館が大好きだった。
新しい本を開くあの瞬間のワクワク、新しい紙の匂い…
思い出した。

イギリスの田舎町で、本屋を開いたフローレンス。
本がたくさん入った荷物をあける彼女、本にほおずりするようにして開くページ、笑顔。
そんな彼女のひとつひとつの動きが、優しくて…
戦死した夫との出会いも本屋さんで…懐かしく語る彼女にはまだ夫への愛が感じられて…
映画館に居ながら、彼女の本屋さんにいるような気持になった。

届いた本が、「ロリータ」だったことにはすごくびっくりしたけど…
先日この映画を観たばかりだったから。
なかなか個性的な本、田舎町ではちょっと厳しいかな、、(・・;)

風になびく麦の穂、緑の美しさ、50年代の街並み、見ていて幸せな気分になった。
後半の展開は物悲しくもあったけれど…

癒しをくれた作品に、ありがとう♡
彼女の話だとずっと思ってたけど、もうひとりの彼女の話でもあって、それでようやく救われた気がした。人の心に灯りをともす美しい情熱は、形は変わっても続いていく。

当初予想してたのと違ってかなりつらいお話だったけど、リアリティーのない甘過ぎるお話にしてしまうよりずっとこちらの方が誠実な気がする。

衣装の素敵さが、リバティプリントとか好きな私の好みストライクで、それを見ているだけで楽しかった。あとはお茶会でのケーキ、すごく美味しそう。
Guinness

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4.2
お茶会のシーンは何回も観たい。
シネコヤにて
shimo

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3.9

このレビューはネタバレを含みます

本への愛情を感じる映画…というのはどなたも言っておられますね。
「華氏451度」の小説が映画内で何度か登場します。まさに本、本屋が街にあることで人が豊かになることを感じさせてくれます。

私はこの映画の内容が、現代の大企業と中小企業の戦いのように思えました。
保守的な町に新しい小さな会社。大手企業が目を付け出て行けと迫る。
出て行かないならと、法で責め、同じ分野の会社を近くに設立し、潰しにかかる。
小さな会社が無くなっても、町民は困らない。一つあれば十分だから。

町の住民は従ったほうが楽だからと、大企業側に加勢します。罪の意識はなく、頼まれたからと言い、それを町のためだとすら思っている。

悲しい物語ですが、目をそらしてはいけない現実的な悲哀をこの映画から感じることができました。

エドマンドが勇気を振り絞り、バイオレットに苦言を呈しに行くシーンがすごく良いです。
本当の勇気は堂々としたものではなく、口の中をカラカラにして、足を震わせながらいくもので、誰にでも振り絞れるものだと感じました。

最後に本屋の手伝いをしていた、娘が、フローレンスの意志を受け継いで、本屋を開いています。
革命は例え失敗に終わっても、その革命家の背中を見た、次の世代に受け継がれていくという現実的な救いを魅せてくれました
Dai

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3.5
原題はThe Bookshop

未亡人であるフローレンスは書店のない町に、書店を開業しようと奔走する。しかし、フローレンスをよく思わない周囲の人に嫌がらせを受ける。そんな中、邸宅に引きこもり読書に勤しむ老紳士と本を通じ交流を深めていく。

時代を感じる映画だった。1950年代に女性が本屋を開業するというのはこれほど大変なことだったとは。クライマックスは倫理観は別として小学生アルバイトのあの子とハイタッチしたい気分になった。

映画の中の小物や衣装がどれも綺麗で可愛かった。

老紳士が、本の作者の写真を見るとムカついて燃やしてしまうくだりはなんとなく共感できた。本は自発的に生まれてくるもの、というような台詞があったが、誰かの創造物/想像物と考えると途端に冷めてしまうことがあり、その最たるは著者の顔写真のような気がする。

余談だが、不運にも音声がズレたり飛んだりするトラブルに見舞われ、集中できなかった。もしかしたらちゃんと見れていればもっと評価が高かったかもしれない。
mayano

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4.5
たかたといい感じの椅子で鑑賞した作品。
主人公の部屋のベッドカバーと枕カバーが可愛くて欲しくなりました。
全体的に色遣いとかが素敵でずっと見ていられた映画。ラストに向けて追い込まれてく主人公が可哀想だった…
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