社会のダストダス

ブルー・マインドの社会のダストダスのレビュー・感想・評価

ブルー・マインド(2017年製作の映画)
4.6
ずいぶん前に言及したことがあるかもしれない、「休日になんか他の作業しながら垂れ流す映画リスト」の最近の一つ。基本的に静かな映画だったり、展開に凹凸の無い日常系だったりが、私の場合それに該当する。美人を眺めることができれば、なお良しということで、本作は3本の矢が揃っている。

最近ではNetflixのドラマ「バイオハッカーズ」に出ていて、全社会のダストダス界隈で次世代女神なのではないかとの声が高まりつつあるルナ・ヴェドラー(以下ルナちゃん)主演のホラー(?)映画。系統でいえば本作は、私の好きなジャンルである美女が変態を遂げる映画であり、時期の近い「RAW」や「テルマ」みたいな感じのいわゆる覚醒ホラー。この例えがすでにネタバレ臭く感じてしまうので、あまり内容については多くを語らない方向で書く。

両親の仕事の都合で新しい街へ引っ越してきた15歳の少女ミア(ルナちゃん)。親の都合に振り回されることへのいらだちと、大人の女性へと変わっていく自分自身に起こる変化への不安から、クラスで目立つ存在のパリピたちと悪い遊びに手を染めていく。しかし、ミアに起こり始めた体の変化とは、成長と呼ぶには異様なものだった。

一応ジャンル区分がホラー映画になっているこの映画、最初に書いた通り大したことは特に何も起こらない。被り物をした変態がリア充を切り刻むような映画を期待していると裏切られることだろう。しかし、顛末を知った状態で観てもルナちゃんが可愛い以外に見所が無いかもしれない。よって内容はほどほどに触れて、主にルナちゃんのCuポイントを記載することとする。

ミアを演じるルナちゃんがとっても可愛い。絶妙なむちむちボディを持ちながらも、そばかすであどけなさも感じさせる丸いお顔にキュンとする、1万ルナポイント。映画の大半をタンクトップとホットパンツで過ごしてくださるので、その美しい肢体に見惚れる。そして彼女の体に起こる変化がその美脚に顕著に現れるのだ。

カースト上位の級友たちに馴染もうと、多分好きでもないのに煙草を吸いながら近づくルナちゃんに5万ルナポイント、可愛い。
男子から色気無いって言われる場面あるけど、いやいやいや天下取れるレベルだろ。
友人のジアンナ役の人もちょっとあり得ないくらい美人だったので、観た人の中で推しが分かれそうだ。

水槽の金魚を素手でとっ捕まえる際の正確な読みは、金魚すくいRTAを極めたらギネス新記録を打ち立てるに違いない匠の技、10万ルナポイント。縁日の金魚すくいの屋台で披露したら生涯出禁をくらうであろう。撮影の時は本物の魚を捕まえたのか、口に入れたのは何なのか地味に気になる。

出会い系サイトで知り合った男性を相手に処女を捨てることを決意するルナちゃん。お天気の話から入り、良い雰囲気になったと思ったのに、身体に出始めた異変のことを聞かれると逆上し突き飛ばす!50万ルナポイント。突き飛ばされた男性も羨ましいし、心配して聞いてくれたのに置き去りにして帰るルナちゃんの塩対応にしびれる憧れる。

自分が何者であるかを知り、秘密を打ち明けた親友に見送られ、あるべき場所へ旅立つルナちゃんの美しさに100万ルナポイント。その後ろ姿に、愛しさと切なさと、心強さと…
テンポは遅いし、ルナちゃんはずっと自己中だし、内容はある意味「RAW」よりRAW(生)っぽいけど、このラストシーンのために垂れ流してついつい観てしまう映画。

ネトフリさんでドラマとは別にルナちゃん主演の新作が来るらしいので楽しみだ、ネトフリさんはノーベル平和賞を受賞していい。今後の活躍次第ではルナちゃんからルナたんへの昇格も近いぞ。