ななも

楽園のななものレビュー・感想・評価

楽園(2019年製作の映画)
-
キャストが素晴らしいので観てみたのですが、かなーり重いっすね。
日本語がうまく話せず自分の居場所を見つけられない豪士の孤独、なぜお前だけ生きているんだと責められた紡の孤独、妻を亡くし愛犬と2人で生きるも村八分にされる善次郎の孤独。

田舎に関してこういうふうに描く物語が多すぎて、閉塞的な土地って嫌だなと思ってしまう。距離が近いがゆえの良さもあるのだろうけど。

冒頭、母親が暴力を受けているが自分では助けられない豪士のシーンから察するに、おそらく犯人は豪士ではないのだろう。
豪士は助けられなかったんじゃないかな、だから紡の力にはなりたかった。
豪士からも紡からも言えることだけど、子どもは昔言われた言葉をずっと覚えてる。
ななも

ななも