役者陣の力強い熱演が光る❗
『楽園』というタイトルが超絶皮肉な作品でした。
まず、映像から伝わる危険な雰囲気がたまらない。普通の田舎風景がヤバそうに伝わる画作りが何とも素晴らしい。
特に、杉咲花の存在はデカい❗
そう思うのは、この作品自体が彼女を中心に展開していたからだと思う。
綾野剛パート、佐藤浩市パートどちらにも深く関係していた杉咲花のポジションは、この作品の核であると同時に理解力がないと演じきれないと思いました。そして見事に演じきっていた❗
残念なのは、この物語が理解しづらい事。私の理解力が乏しいだけかも知れないが、もっと削ぎ落としてシンプルにすれば役者陣の熱演も更に伝わったのではないかと思ってしまった。
ラストも上手く繋げようとしていたが、無理矢理感が否めない。ああするしか無かったかも知れないが苦しかった💦
その為には、設定段階からシンプルにすればラストも作りやすかったのでは❓と思ってしまった。
