カリコレ2019にて鑑賞。
やー面白かった楽しかった！w
ホラー映画フェス「流血の祭」に参加したマニアの少年達がそこで起こった大殺戮をホラー映画の法則を駆使してサバイブするホラーコメディ。
『キャビン』的で、元ネタ全てがわかったわけじゃないけどメタ的にホラーを描くのでとにかく観ていて楽しい。
（ゾンビの裏側は現代的な皮肉がきいてて笑った）
ゴア描写はソフトめだけど手は抜いてないし、しっかり主人公の成長物語でもある。
序盤で「ホラー映画には法則があるから面白い。人生には法則がない。映画が人生を描いてたら誰も観ない」と主人公が言ってるんだけどそれは間違っていて（当然作り手が意図したもの）、映画こそ人生を描いているという事をジャンル映画としてしっかりやり切っているのでそういうとこも好感が持てた。
法則という名の「あるある」を駆使してサバイブするので邪道かと思いきや意外と王道な展開も多くて、そのバランス感覚も良い感じ。
黒幕は序盤から予想できちゃうんだけど、変に大風呂敷を広げるよりもずっと良い。
ラストのおまけはまぁよくあるお遊びと思って軽く受け流しましょ。
ちなみにMCUのスパイダーマンシリーズでネッドを演じてるジェイコブ・バタランくんも出演してるんだけど、こっちでもクリフというネッドみたいな役で最高でしたw
ネッドはネッドのままだったけど、クリフは成長しちゃうんだ…
吸血鬼のくだりとか最高でした。
（ツイッターに書いた感想をコピペして再構成）
