ATSUYA

未知との遭遇 ファイナル・カット版のATSUYAのレビュー・感想・評価

4.5
"信じるか信じないかはあなた次第"

ありがとう午前十時の映画祭。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を劇場で見たあの感動を忘れません。ということで今年の午前十時の映画祭10は全作鑑賞狙います。初っ端から『未知との遭遇』なんて、激アツだぜ!

ビジュアルが自分の好みのど真ん中を突いてきます。少年心をくすぐられるというか、単純にワクワクしている自分がいました。UFOの造形・色味、神秘的に登場するリトルグレイの姿形、体をすり抜けていくような交信音、全部大好きだぁぁぁぁ👽

家族を犠牲にしてまで物体を追い続けるロイ。一見すればただのクズですが、気持ちが分かりすぎて怖い。好きな物はとことん追いかけたくなっちゃいますよね。初見の時のレビューでも書きましたが、ロイの最後の表情が本作の全てだと思います。

宇多丸氏が「映画の一番の楽しみは自分の生活とはかけ離れた出来事の疑似体験」的なことを言っていた覚えがあります。本作自分にとって正にそうで、もしUFOに遭遇するならあんな形であんな色の機体がいいな、なんてたまに妄想しています。いつか疑似体験じゃなくて、実際にUFOを見れる日が来るかな。

『E.T』へ続く....
ATSUYA

ATSUYA