ぽーちゃん

ぼけますから、よろしくお願いします。のぽーちゃんのレビュー・感想・評価

3.6
この作品は同タイトルのエッセイを先に読んでいて、映画も機会があれば観たいなぁと思っていた。

ストーリーや登場人物については前知識があったのだけど、娘が両親を撮る、そしてそれを公開する、という特異性から、肉親が撮りナレーションもすることの暖かさと同時に、身内のことをこれだけあからさまに世に公開する、という“表現者““映像制作者“としての使命感や強い想いを感じた。

明るく社交的で有能なお母さん、そして、自分のしたいことができなかったから娘にはやりたいと思ったことをやり抜かせてやりたい!と思われているお父さん、そしてそんなご両親の老いとご自身のキャリアとの間で愛ある試行錯誤をされているひとり娘の作者。
気位の高いお母さんの悲しみや混乱は、いずれ母やそして、その母にそっくりだと言われている(気性だけですけどね。アタシは母のような完璧主義でもなければ、有能でもないので😓💦💦💦)アタシ自身の“遠くない未来“の姿と重ね合わせ、涙なしでは見られませんでした。
ぽーちゃん

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