こんなに冷静に自分の親を撮影した(心中は分からないけれど)信友さんも、覚悟して、カメラ回したんだろうなと思った。
淡々としているだけに、リアリティ感ありました。
うちのばあちゃんも、デイケア行きたくないってごねてたなあ。と自分の家族に重ねて見てしまったり。
できなくなっている事が増えているのに一番苛立ってるのは本人で、そんな気持ちをおもんばかる事、できているつもりでなかなか出来ないなあとか…。
映画の中では、お父さんの明るさにだいぶ救われていて。ヘルパーさんの神対応にも、なるほどと思わされたりして。
暗くなりがちなテーマではあるけれども。
余談ですが、劇場内半分くらい観客が入ってまして。中高年が大半。ご長寿クイズのようなお父さんのトークに、笑いも起こってました。
笑いあり涙ありの胸がギュッとする良作でした。