ぼけますから、よろしくお願いします。の作品情報・感想・評価・動画配信

「ぼけますから、よろしくお願いします。」に投稿された感想・評価

邊見猛

邊見猛の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

 みどころ1⃣:舞台背景は&時代背景は,広島県・呉市【第3の主要都市】❢❢。❶異例である,スマッシュ・ヒットを,たたき出している映画&❷異例である,スマッシュヒットを注目の度合いを集めている映画『呆けますから,よろしくお願いします』❢❢。❝認知症の母❞・逝去する&❝認知症の母❞・逝く【令和2年6月に,❝91歳❞で大往生し,身罷った】……。今現在,奥さんに先立たれた旦那さんは,99歳です❢❢。夫唱婦隨である夫婦の物語❢❢。娘が撮影した,『看取り︰みとり』の記録とその瞬間【とき】❢❢。❝Mr.サンデーの特集❞にて,22︰00〜23︰15にかけて,放送されました❢❢。どうぞ,お樂しみに❢❢。
 余談2⃣:瀬戸内海・近郊に住居を構えている,岡田忠雄さん【今現在︰94歳&当時91歳】の日記には,このように書かれていた❢❢。『殺らしてやろうか❢❢』と。妻である,岡田郁子さん【今現在︰94歳&当時91歳】が,今現在から10年以上も前くらいに❝認知症❞を患い始め,自宅で老老介護を続けてきた❢❢。❶真夜中に出歩いたり,徘徊したりしている&❷罵声をあげたり,奇声をあげたりしている郁子さんに何度も何度も手をあげた❢❢。介護施設に預けたら,どんなにラクなことか❢❢。老老介護に苦しむ中で,❝老いや認知症❞をテーマにしながら,活動する演劇と劇団に出逢った❢❢。演劇と劇団の主宰者は,❝介護福祉士の資格❞を持っている俳優の『菅原直樹さん』❢❢。菅原さんが伝えることは,❝演じて介護❢❢❞。介護者が認知症患者の『痴呆症︰ボケ』を指摘すること無く,❶ありのままを受け入れる&❷あるがままを受け入れる❢❢。岡田さんは,❝演じて介護❞で救われて,❶腹立つことが無くなった&❷立腹することが無くなった❢❢。順番がようやくまわってきた,介護施設への体驗入所なども斷った❢❢。『妻がいないとさびしいから❢❢。だって,家族だから❢❢』。さらに演劇と劇団で,看板俳優として活動をし始めて,生きる樂しさである,生き甲斐を見つけた❢❢。❝演じて看る❢❢❞。これが91歳の,介護生活なのだから≒日常生活なのだから❢❢。
nico

nicoの感想・評価

4.5

お母さんの悔し涙が忘れられない。

お父さん、95歳でも新聞読んだり
英語の勉強したり。
おじいちゃんを思い出したな。


すてきな夫婦だ。
わか

わかの感想・評価

5.0
先日何気なく付けていたテレビで、お母様の最期が放映されていた
その時からこれは観なくてはずっと思っていて念願叶って鑑賞

思うことはいっぱいあった
亡くなったおばあちゃんおじいちゃんのこと、
今は元気な父母のこと、そして自分のこと

60年連れ添ったおふたりの晩年の姿に涙が止まらなかった
至る所が愛情で満ちていて素敵なご家族だと思った

ボケてもお父様やお嬢様の心配をされるお母様
まだ元気だった頃、娘をバス停まで見送りにくる姿に、
そういえばわたしのおばあちゃんも歩けなくなるまで、
そうやってバス停まで送ってくれたことを思い出した
たった5分もない道のりがとても好きだった
(わたしのおばあちゃん毎回路線バスの運転手さんに「よろしくお願いします」って言ってたの。可愛すぎない?)
そういう何気ない日常が当たり前のようにこの一家にも当然あって、
それが少しずつ解けていってしまう日々を記録している

この作品の延長線上の話になるけれど、
先日の番組でお母様が病院のベッドで最後を迎えられようとしているとき、
お父様が「長いことありがとう」って言うんだ
その一言の愛と重さに、思い出しただけで泣けてくる

悲しみや苦しみ、悩みのうえでこの一本を残してくれたであろう監督に感謝しなければいけない
胸に深く刻まれた作品だった


お父様がとても可愛らしい方でお茶目なトレーナー着ているところとか鼻歌歌われている姿とかみんな好きなんだけど、
ブラのこと「乳する分」って言うの好きすぎる
okimee

okimeeの感想・評価

4.3
ばあちゃんも「バカになってしもた」が口癖になってたな。。

お母さんの撮影した写真がこれまた良い。。
フィルム代もかかった時代に、目線を寄越さない自然な雰囲気に、後ろ姿。。

そしてお父さんは耳こそ遠いし背中も曲がって、身体はガタが来ているものの、精神や頭はきっと素晴らしいんだろうな。

監督は撮影してるときも半泣きだったろうし、編集してるときは大泣きだったろうな。。
baba

babaの感想・評価

4.1
監督が両親のことをありのままに映像に残すことを自分の役割とした。
父親は娘には好きなことで生きて欲しいと、自分が動けるうちは頼るのは本意ではないとの矜持。95歳ですごいなあ!そして同感!私も強くそう思う。
介護保険を利用した者として、もう少し早く申請しても良かったなと思う。
子どものように駄々をこねる母親に、自分ではどうもにもできない哀しみと近い将来の我が身を思った。
Pooh

Poohの感想・評価

5.0
懐かしさと温かさと辛さと、
涙がとまらなかった

重なる部分が多すぎて、この映画で気持ちをほんの少しだけ軽くさせてもらった

お父さんが洗濯物畳んでる時の「これがちちする分」がおもしろくてほっこりした
mr.サンデー見て、観た
nutaki

nutakiの感想・評価

4.0
このジャケのご夫婦、何とも良い表情してるねぇ!ドキュメンタリー映画だけど、この老夫婦の視線の先は一人娘の信友直子さん。監督でナレーションでカメラマン。年老いた自分の両親を撮って記録した映画。その期間は1200日だそう。広島県呉市に住む両親、東京でひとり暮らしの直子さん。映像の仕事をしている直子さんは東京から離れられず年老いた両親を想い苦悩するが、認知症の母親と暮らす父は、自分が世話するから大丈夫、お前は自分の仕事をせい、という。その父はこの撮影当時(5年前)で95歳!母は87歳。娘は54歳。直子さんは1961年生まれで私と同じ世代。私の母は84歳、義母は88歳。幸い、2人共ボケずに元気で暮らしているが、これは他人事ではない。それだけに観るのが辛かった。容易に想像がつくから…。これは私のすぐそこに来るかもしれない現実だ。私の周囲からも似たような話を聞くし、老々介護、老々+老介護、という年寄りだらけの時代がやって来た。医療が進歩し長生きになったのは良いが、ボケる人も当然増えて、核家族化した今の状況では、離れて暮らす家族も含めて、周囲の負担が多い。私自身も母たちも最期はピンコロを望んでいるがそう上手く死ねないもんね!
大正生まれで青春時代に戦争を経験した父は、ひとり娘に自分の叶えられなかった夢を託す。好きなことをやれ!と。東京大学を出た優秀な直子さんはその通りに天職を見つけ、昼夜厭わず働き、忙しさで独身を貫いた。そして45歳の時に乳がんになる。映画では語ってないが、その後はインドで事故にあったりと、なかなかに波乱万丈な人生を送って来たようだ。
その時の映像で母が笑顔で写っている。直子さんの手術前、私のオッパイをナンボでもやるのにね、と笑いながら‥。抗がん剤の副作用で抜けた髪の頭を、可愛いと撫でながら…。その陽気な優しい母がボケて怒鳴って変わって行くさま、辛いなあ。
でも驚くのは父親だ。95歳で背中も曲がっているのに、何と逞しく優しく強い父なのだろう!買い物に料理、洗濯ものを畳み、美味しい珈琲を淹れる。95歳で初めて包丁を持つ!何て素敵なイケメンだろうか。
何処にでも居そうな普通の家族。だからこそ、この家族は私であり、貴方でもある。今でなくて何年か何十年か先の自分で自分の親なのだ。そう考えると、もう胸はいっぱいになる。何が正解か、どう生きてどう死んでいくのが良いのか?というその前に、選べない寿命や病気や生き方。あらがえない現実の前に心の平穏をどう保って行くのか、それを考えても分からないけど、少しだけヒントを貰えた気もする。
ボケてもヨボヨボ歩いても、美味しくご飯を食べられる、それって幸せだし、最後までそうありたいなあと真っ先に思った。
随所に素晴らしい映像や話があり、何度も観たくなる。
この映画の後の現在のお2人については書かないことにする。観終わってから調べてみてね。
ドキュメンタリーは好きで色々と観て来たが、今までで一番好きかも。泣くわけでもないのに、こんなに胸が締め付けられて、こんなにこの家族を好きになるなんて、凄いなあ。両親の、そして直子さんの愛情がいっぱい、カメラの中に溢れている。
観る人は選ぶけど、50歳以上は是非観てね!

このレビューはネタバレを含みます

そう遠くない未来、自分にもこのような現実を受け入れなければならない時が来ると考えるだけで、つらい。
最近、おばあちゃんの事をニュースでみました。つらい。つらい。おじいちゃん、どうかお元気で。
ち

ちの感想・評価

4.3
お母さんが人に迷惑をかけて生きることに悔しさもどかしさを感じて泣いてしまうのが見ててほんとに切なかった。
お父さんが明るく前向きなのが素敵
けっして他人事ではない話ですごく考えさせられた
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