ステ-タス・アップデ-ト
"欲しいものが何でも手に入る" 誰もが心ときめくテーマではないでしょうか?
両親の別居により、母と妹と3人で祖父のいるコネチカット州へ行くことになったカイルは、新しい学校に馴染めないでいましたが、そんなある日ある男からに不思議なアプリがインストールされたスマホを貰います。
アメリカの学園映画にミュージカルシーンが散りばめらており、さらにファンタジー要素が加わり、観ているだけで幸せな気分にさせてくれる、そんな作品でした。
しかしそれだけではなく、スマホやSNS依存、家族の絆、LGBT、いじめ、格差社会といった現代社会が抱える問題点にも触れ、少し辛口の部分もあり、考えさせるところがあるのもこの作品の魅力なのかもしれません。
背伸びした人生、長くは続かないし自分らしさや大事なものを失ってしまう、そうした中で自分自身の立ち位置に気づいていき、成長していくカイルの姿は、ほろ苦い青春の1ページを上手く表現していて、共感してしまいます。
カイルの妹がアクセントになっていてよかったです。
登場するたびに彼氏の影響で、雰囲気や服装がアニメキャラに変わっていく様が面白いのですが、何もしていなかった方が可愛らしいと教えてあげたい!!
妹も背伸びしないで、自分らしさを大切にすることに気づいてくれるかな??😅😅