素晴らしい作品。
アカデミー賞を受賞した作品として、視聴前から期待してた作品です。
教養とは無縁で職探し中の白人トニーと教養がありピアニストで黒人のドク。正反対の２人が仕事のパートナーとして出会い、ピアノのコンサートツアーの旅に出る話。最初は雇われ運転手とピアニストとの関係性で、正反対の2人がツアーを通じて、お互いを知り徐々に距離が近くなり信頼関係が深まっていく展開に胸が熱くなります。
前半は、2人の車中での会話やケンタッキーのシーンは自然と声出して笑っていました。後半はツアーの行く先々で差別的な待遇を受けるシーンがあり、当時はこんなにも露骨な人種差別があったんだなと思い知った。最初は黒人に対して嫌悪感を出していたトニーが成長していく姿も良かったです。
エンディングが最高。トニーとドク2人の笑顔、奥様のドクへの感謝の言葉が素敵です。人種を超えた友情、家族への愛情、視聴後の余韻が残る作品です。
