ミユ

グリーンブックのミユのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.6
人種差別、セクシャルマイノリティなど重めのトピックを扱っているのにスッと観ることができた。トニーがドクにただ同情したり助けたりするだけではなくて、お互いに歩み寄る描き方が良かった。
意識してなかったけどクリスマス直前に観て良かったな〜

他のユーザーの感想・評価

Millay

Millayの感想・評価

-
人種差別が今よりも厳しい時代の友情に心が温まった!
音楽が良い
m

mの感想・評価

4.0
この話が現実にあったと思うと恐ろしい。それと同時に主人公ピアニストの心の強さを見習いたいと感じる映画。
372

372の感想・評価

4.3
いろいろと感じたことを綺麗な言葉でまとめたいと思ったけれど、なんか違って、
この映画に関しては、ただシンプルに“ほんとうにいい映画を見ることが出来た”っていうことが総てで、
その満足感と幸福感で満たされました。
[20211221]グリーンブックというのは当時の黒人向け旅行ガイドらしい。虐げられた黒人が周囲の理解を得ていくような、人種差別がテーマの映画かと思ったけど、単純にそうとも言えない話だった。白人側のトニーもイタリア系なので、差別された経験はあるだろうし、実際のところ育ちの悪さや不安定な生活も見え隠れしている(『名もなきアフリカの地で』も似た要素があったかも)。途中でもあるように生活面では、白人のトニーが「ブラック」な裏町にいて、黒人のドクターが城の上にいるという、格差の構図も描かれている。
ドクターが苦悩をカミングアウトするシーンからは、自らのアイデンティティを問うテーマも感じ取れる。正反対の性質の人達が紡ぐ友情話とかは他にも色々あるけど(『天使にラブ・ソングを…』『最強のふたり』等々)、トニーが言うような「この世界の複雑さ」の切り取り方が上手い映画だなと思った。黒人向けバーでピアノの上にあるグラスにピントを合わせたりとか、ちょっとした撮り方にも気を配ってる感じもした。
トニーや他の白人が黒人差別をする理由は、「昔からそうだから」みたいに大した理由がなさそうなのもリアルだったし、黒人達が二人を怪しそうに見るという「黒人からの差別」も描いてるのは凄いなと。でも全体的には割とコメディタッチで、何気にクリスマス映画でもある。
SuNao

SuNaoの感想・評価

4.5
人種差別、セクシャルマイノリティ、事実に基づいた内容だけに心に刺さるし、感動も大きい!
人種差別に関してはあまりにも当然となっていた時代故に差別をしている側にその意識がない事がわかります。富を得ても差別からは逃れる事ができない悲しい現実に直面。

ロードムービー的に2人の友情が築かれて行くのが良かったし、音楽の素晴らしさ、手紙(言葉)もステキでした。

最後は幸せな気持ちになれるので、クリスマスシーズンに見るのがお勧めです。
学生時代、憧れの先輩と「見るか?」みたいな話になってたけど結局、「見なかったよな〜」と変な思い出もある作品。笑


黒人白人差別映画としても親しまれている本作は、クリスマス映画としても鑑賞出来る1作。まさに今の時期にオススメしたい。


そして、見終わってから「そうだ、実話だったんだ」と改めて実感させられるタイプの映画。


「白人には成りきれない。黒人でも無くなってしまった私は一体何者だと言うのか。」
映画に言われてから、黒人の隠された本音を耳にしたような気がしました。

承認欲求とはまた少し違うけれども、
いつだって人は心のどこかで自分が何者であるかの答えを知ろうとする。
人から言われるのもある意味一種の確認になるのかもしれないけど、
自分は「何者」かよりも「何をしてる者か」が重要なことなのかもしれない。


人種も含めて育ちや立場、趣味嗜好も違う2人が友情を育む系のストーリーは、割とどこでもよく見るような作風ではあるけど、ちゃんと名シーン、名場面、名セリフがあるので「1番お気に入りのシーン」とかが決められない。

でも、Shirleyが素手でケンタッキーのチキンを味わう姿は好きかもしれない。
色んな意味で彼のことが出てるシーンでもあるから。

そして運転中の窓から食べ終えたチキンの骨や飲んだジュースのゴミを捨てて行くTony。笑



いや、でもこの当時じゃ警察にでさえも
「正義の味方」とは名乗って欲しくないね。





【2021.12.19】Netflix
【2022.09.05】Netflix
【2023.04.18】Amazon Prime Video
mrn

mrnの感想・評価

4.6
ちゃんとあらすじとか予告見ずに観たから
見た目だけでここまで差別されるのか…ってなるけど、
全然暗い映画じゃなくて笑える所もある!
ドクター・シャーリーがトニーに心開いていく
過程もワクワクするし、車でケンタッキー食べる
シーンも好き!
でもラストシーンがすごくよかった。
気付いたら口角上がりまくりで歯出るくらい笑顔になっててハッピーな気持ちで見終わった!
ゆっくり、お互いを知っていく過程が、切なく、笑えて、綺麗で染み入る。

最後のクリスマスのシーン。
マジで良すぎて、クリぼっちの私が泣いた。
i

iの感想・評価

3.0
派手な暴動や暴力シーンが多く描かれるなかで、この映画は違う。
静かだけど深い哀しみと強い信念を感じた

静かに流れる涙が辛かった
彼の人生への向き合い方や勇気のいる行動は、多くの人の人生へと繋がっている
闘わずして勝つ。
品格を示して証明する。
プライドを持つ彼が、安いバーでぼろぼろのピアノで演奏を楽しむ姿がカッコよかった

大雪のクリスマス
家族の暖かさと孤独な冷たさがめっちゃ伝わった
奥さんのハグをするシーンが好き

ケンタッキーが食べたくなる
Saori

Saoriの感想・評価

4.0
ケンタッキーチキンを食べるシーンと手紙のシーンと終盤のライブ映像とラストの奥さんのセリフよい。この世は複雑だ。
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ミユさんが書いた他の作品のレビュー

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4.5

哀ちゃんかわいー!!!!!!!!
ジンとウォッカがおバカキャラみたいで良い

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3.2

建物が綺麗、ちょっと期待はずれ、クソインセプション

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.0

なんであの状況始まってから子供作るの?それしか考えられない、まじでイライラする

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

4.0

ティム・バートンの怖可愛い、キモ可愛い作品だいすき!結構不気味だけどそれを上回る可愛さと面白さがある

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

ティルダ・スウィントン美しすぎる。ストーリーは何となくアニメとか漫画っぽくて微妙。