bowcat

グリーンブックのbowcatのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

アメリカの警官👮‍♂️
全てが観ればいい
そして、考え、学べ❗️


トニーは口は悪くて腕は立つ
根っからのイタリア系🇮🇹
しかもブロンクス
『レオン』の雇い主もイタ飯屋🍝だった

金のため、家族のためとは言え
黒人ピアニスト・シャーリーの
運転手を引き受けるハメに…
しかもそれは、南部まで縦断する
長旅ツアー🌎
何かがありそうなロードムービーが
整いました😆

🚬を吸いながら🌭🍔🍕🍗
食べる食べすぎなトニー
運転してても食ったり吸ったり
体重増やして挑むヴィゴ凄い

後ろで膝に赤い毛布を掛け
上品に座っているシャーリーとの
対比だけでも面白い。

毎回、走る車でかかる音楽
リトル・リチャーズ
アレサ・フランクリン
Hit music なのにシャーリーは知らず
トニーはノリノリ🎶で講釈までたれる

でも、最初の演奏会
トニーはシャーリーのピアノを聴き
その素晴らしさに
彼を認めざるを得なくなる。

シャーリーもまた、
トニーの楽観的な生き様、笑顔、正直さ
Xmasまでには家に帰りたいという
家族への愛情で、彼を認めていく。

ツアーが南部に入ると
黒人であると言うだけで
シャーリーへの風当たりが
どんどんと卑劣なものになっていく。

白人だけならまだしも、
スーツを着るシャーリーを
黒人たちでさえ白い眼で見るのだった。

その憤りはシャーリー自身の
ピアノ演奏にも表れているよう。

白人にも黒人にも属せない。
だから、いつも孤独だった。
常に笑顔になれないシャーリー。
でも、イタリア系は見捨てなかった✨

ブロンクスの外を初めて見て
地元の仲間以外の人々と触れ合い
もちろんシャーリーに説教され
彼は一皮も十皮も剥けたんだ。

警察に捕まっても、
食堂を追い出されても
孤独なシャーリーに寄り添い
本気で彼を思うトニー

そして、とんでもない幕引き
でも、シャーリーはトニーを
Xmasまでに家に戻らせてあげたかった。

信頼って
肌の色も人種も
育った環境も階級も
全てもって関係ない

トニーの奥さんは全てお見通しだ💕

金も地位も名誉もなくたって
あんな奥さんがいたら人生満足って話…
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