こーべい

グリーンブックのこーべいのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.2
かなり楽しみにしていたけどようやく観れた!
ベタと言えばベタ、ワンパターンと言えばワンパターンな展開なのだけど大満足。逆にワンパターンを何度も繰り返すからこそシャーリーとトニーの個性が際立っていたのだと思う。
マハーシャラ・アリは『ムーンライト』のイメージが付きすぎてたけど、この映画で見事に記憶を上書きしてくれた。

1960年代アメリカ南部が舞台。イタリア系で貧しいトニーと黒人の天才ピアニストシャーリー。生まれ育ちも人種も全然違うふたりがぶつかり合いながら2カ月のツアーに向かう。いつしか共に差別と戦うことになるという実話。
この時代のファッションや音楽が大好きなのでそれだけで眼福。とにかくビジュアルがパキパキ決まっている。
そしてこのグリーンの車が映えること映えること。建物の前にスッと停まってるだけでめちゃくちゃおしゃれ。このキービジュアルだけで世界観にどっぷり浸れる。

『最強のふたり』が好きだった人なんかはどハマりできると思います。