グリーンブックのぜんのレビュー・感想・評価

【人種の壁を越えて一人の人間として向き合うこと】

黒人ピアニストのドクと白人の雇われドライバーのトニーの人種を超えた友情の物語。

トニーは最初、差別の目でドクを見ているが才能溢れる演奏に惹かれていく。

演奏中は上流階級のステータスとして、それ以外は白人社会での洗礼を受ける。

悪いことを何もしていないので今までのしきたりだからといったしょうもない理由で。

金持ちだが孤独だったドクに対して一人の人間として向き合ってくれたトニー。

一人でも親友と呼べる人がいれば救われる。