いろいろな部分で「良い塩梅」な映画だった。皮肉ではなく。
幅広い人びとに届く(響く)内容だと思うし、アカデミー受賞も納得かな。
ちょっとネタバレ? ↓
実際の人種差別の実態はおっそろしくエグいものだったと思う。でもそのあたりもまぁマイルド表現だったし、
シャーリーはつまりゲイだったのか、という場面でもドギツイ感じにはなってなくて、
でも理不尽さとか葛藤とかは垣間見ることができる。
そういう意味で「良い塩梅」で安心して観ていられたな。
最後、トニーの奥さんとシャーリーのシーンは泣いちゃうよね。
トニーによると、
寂しい方から歩み寄らなきゃ駄目。
個人的にドキっ、としました。