終わり方がさっぱりしていて良かった。
アカデミー賞受賞関連でいろんな意見はあるだろうけども、いい作品だったと思う。
①音楽が良かった。
音楽に弱い自分にとっては、色んなジャンルの音楽が集められていたところが魅力的だった。
②メインキャラクター2人の距離感
「全く正反対の2人からお互いを理解し合う!」みたいな分かりやすいドラマティックさはないが、最初から少し共通点もあり、お互いを理解し、インスパイアし合いながらも、近づき過ぎない感じにとても魅力を感じた。
差別の描写が弱いとか、抑揚が弱いとか、美化されてるとか
まぁいくつか批判されそうなポイントは思いつくが、僕はこの映画から得たメッセージとしては「差別反対!」とかではなく
●「シリアスになり過ぎず、ふざけ過ぎず、何事にもバランスが大事」
(→チキンのシーンや手紙のシーンは相手からインスピレーションをもらって、歩み寄るみたいな、チキンとか石のシーンは気楽さを忘れずに的な)
●「相手を理解しようとする姿勢/距離感」
みたいなことを感じました。
とは言っても、音楽もカメラワークも色合いも、ものすごく目にとまるような点は少なかった気がしたなぁとも、、、。
まぁそれはそれで、味があるのだけど。
優等生映画って感じかな。綺麗にまとまってる。