観終わってすぐ"お上品"と言う感想が浮かんだ。
やり過ぎず見せ過ぎずの展開に、こちらに想像をさせる余白を絶妙なバランスで見せてくる部分がそう感じさせた。
ずっとちょっと面白いをキープしてるような作品でそう感じさせたのは、ヴィゴ・モーテンセン演じるトニー・リップの人柄から来るものが大きかった。
何をするにも100%でやるんだ、と父から教えられた人生の楽しみ方を、マハーラシャ・アリ演じるドクター・シャーリーに伝えた通り、人生を楽しんでいる様がとても好印象だった。
個人的にはヴィゴに主演男優賞を取ってもらいたかった。