これは素晴らしい映画でした。
正直、観る前は「噂のケンタッキームービーを観てきました」なんて書き出そうと思ってたんですが、そんな邪念が吹き飛ぶ素晴らしさでした。
この映画には、人間の尊厳をかけた闘いとか、所属感を切望する姿とか、見所がいろいろあるんですが、
私がいちばんグッときたのは、手紙のくだりです。
予想外に、観ている間も、観た後も、ここでやりとりをさせてもらってる好きな人達のことが思い浮かんできました。
レビューとかコメント書く時って、どこかラブレターを書いてるのに似た気持ち?というか状態?になりませんか?
読んでくれた人の口角が、ほんの2mmでも上がることを切に願って、
誰に頼まれたわけでもないけど夢中で文章書いてる人って、けっこうたくさんいる・・んじゃないかな、と思います。
だからこそ、filmarks でこの映画の評価が高いのが、頷けたりして。
毎日、気持ちを込めて誰かにメッセージを書いてる人には、たまらない映画じゃなかったかなと思います。
公開直後は、「ケンタッキー」って書かなかったら呪われるのかってくらい皆さんケンタッキーのことを書いてましたが、その他にも心に残る名場面、名台詞が目白押しの魅力的な映画です。
まだの方はぜひ、楽しんでみて下さい。