NonCorleone

グリーンブックのNonCorleoneのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
4.0
まさかあの メリーに首ったけ を作った監督がこんなに素晴らしい映画を作るなんて。

メリーに首ったけのようなお下品なネタはもちろんないが、コメディー映画で培った皮肉めいた笑いが沢山ある。

明るく笑えるような場面と差別などの時代背景と向き合う真面目な場面が交互に現れて、僕はこの映画で何度も大きく心を動かされた。

この時代の黒人差別を観ると、身の回りにあるAIを思い出す。僕は毎朝 Alexaに「電気をつけて」(たまに つけろ)と命令している。それはAIは主の言うことを聞くものという常識があるからだ。

現代の人々のAIの見方は、グリーンブックよりも前の黒人が奴隷だったころの白人の黒人に対する見方とほとんど変わらないのかもしれない。

差別はまだ続いているが、少しずつ無くなってきている今に感謝する。


すばらしい映画だが、ゲイの描写はいらなかったのでは??
多くの人が蛇足と思っただろう



なんていう風に現代の黒人差別を前向きに捉えていたけど、ブラッククランズマンでそんな僕の偽善心はボコボコにされた。
もしかしたらこの映画は白人の都合の良いような解釈が含まれているのかもしれない。それでも純粋に映画としての出来が良いのでこの点数のままにしておく。