グリーンブックのkabcatのレビュー・感想・評価

ファレリー作品好きにしては、ものすごく優等生的な仕上がりで物足りないし、差別の問題の扱い方も生ぬるいと思うが、60年代の雰囲気の表現や主演の2人のよさもあり、後味のよい映画であることは否めない。マハーシャラ・アリの繊細でエレガントな演技がすばらしく、オスカーも納得である。やたらジャンクフードばっかり食べてるヴィゴ・モーテンセンも意外性があってよかったです。