ヒューマン、ドキュメント、アメリカ史、ミュージック
ヒューマン要素強めのドキュメント作品。
心の中で黒人を差別している上流クラブで用心棒として働くイタリア人と、カーネギーホールの上に住む黒人天才ピアニストの2人が、勇気を出してアメリカ横断の旅をするお話。
旅中に黒人差別を目の当たりにするイタリア人の気持ちの変化や2人の友情が築かれていく場面、当時の黒人の生きにくさを、時に繊細に、時に荒々しく、絶妙なタッチで描いていると思う。
KFCを一緒に食べるシーンや、雨の中のピアニストの叫びにはぐっときた。
『この世界は複雑だ』
『寂しいなら先に手を打たなきゃ』
『私のショパンは私だけのもの』
なんせ名言が多い😯
フランス映画の、『最強の2人』が頭によぎったけど、こちらの方が真面目💁♀️
イタリア人の奥さんがまた良いポジションで、いるのといないのとでは印象も違ったと思う⭐️
時代に沿ったBGMも良いし、文句なしの4.5♪
