みつ

グリーンブックのみつのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンブック(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

差別する側の「白人」とされる側の「黒人」って二分して記号化されがちな人種問題のテーマを軽やかかつひとりの葛藤の物語としてつぶさに描いていて本当に良作だった〜

差別者の視野が狭いことだけじゃなくて、差別への対抗心から無意識に人生の選択肢を減らしている描写があることがすごく新鮮だったし、そんな自らかけた心のしがらみから自由になる演奏シーンがたまらなく良くてめちゃくちゃ痺れた!

あと最後の言葉で、ああ、奥さんは甘い愛の言葉に惚けてたわけじゃなくて、手紙を代行するくらい心を通わせている夫の成長に感動してたんだってことに気付いたらもう堰を切ったように涙が溢れてしまったよね…なんて粋な映画なの…!


本当に見てよかったし、全人類に見て欲しい!アカデミー賞作品賞受賞おめでとうございます!心から!最高!
みつ

みつ