マイノリティを扱った作品が数多く存在する中でもオススメしやすい1本。
人種差別やマイノリティを多分私は根本的に理解出来ていない人間なので、観れば観るほど薄っぺらな自分自身を自覚してしまうことに恐れさえする作品だった。
なので違う目線で見ることに。
「完全な黒人でも完全な白人でも完全な男でもなかったら一体私は何者なんだ」
シャーリーの叫びや
リップの思いやり
奥様の優しさ
それぞれ個人が問題に向き合う姿を通して、大きな問題は小さな意識から変わっていくんだと、この作品で学んだ。
ピーターファレリー監督っぽさが作品全体に広がっていて特に笑いのセンスはやっぱり好きだなと思った。
ラスト、
2人には一生の友人を得るというクリスマスプレゼントが送られた。
幸せの連鎖、素敵。