みつ

グリーンブックのみつのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
3.8
これはアカデミー賞獲りますよ。
だってこれ、これだけ展開も心情も社会も丁寧に描かれたストーリーでしかも実話なわけでしょ。

はぁー。よかった。
人種差別とか色々思うところはあるけど、2人もそれぞれ思いはあるけど、どこか2人の関係性はフラットなんだよね。雇い主と雇われた側というのはあっても2人の間に芽生えるのは確かな友情。
途中に出てくる手紙のシーンが個人的にとても好きで。
手紙の内容だけじゃなく、手紙を書いてるときと書かせているときの2人の空気感。


なんだか爽快感があるんですよね。あ、これがカタルシスってやつか。


ここから先は完全に個人的な話で余談ですが、

しばらく会っていなかった友人から突然、この作品を観て、私を思い出して連絡したくなったってLINEが来たのですね。
もうそれが本当に嬉しくて。
だってねぇ。この作品観て、この2人の熱い友情とも呼べる関係性を観て浮かんでくるのが私って。こんな嬉しいことある!?

…え、まさかトニーの無教養で傍若無人なところで浮かんだわけじゃないよね…?笑

なんかそれもあって感動倍増だったわけですが、私はその子との仲をこれからもずっと大切にしていきたいし、困ったり辛かったりしたときには力になれる存在でありたいと、この映画を観て改めて思いました。
みつ

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