これはアカデミー賞獲りますよ。
だってこれ、これだけ展開も心情も社会も丁寧に描かれたストーリーでしかも実話なわけでしょ。
はぁー。よかった。
人種差別とか色々思うところはあるけど、2人もそれぞれ思いはあるけど、どこか2人の関係性はフラットなんだよね。雇い主と雇われた側というのはあっても2人の間に芽生えるのは確かな友情。
途中に出てくる手紙のシーンが個人的にとても好きで。
手紙の内容だけじゃなく、手紙を書いてるときと書かせているときの2人の空気感。
なんだか爽快感があるんですよね。あ、これがカタルシスってやつか。
ここから先は完全に個人的な話で余談ですが、
しばらく会っていなかった友人から突然、この作品を観て、私を思い出して連絡したくなったってLINEが来たのですね。
もうそれが本当に嬉しくて。
だってねぇ。この作品観て、この2人の熱い友情とも呼べる関係性を観て浮かんでくるのが私って。こんな嬉しいことある!?
…え、まさかトニーの無教養で傍若無人なところで浮かんだわけじゃないよね…?笑
なんかそれもあって感動倍増だったわけですが、私はその子との仲をこれからもずっと大切にしていきたいし、困ったり辛かったりしたときには力になれる存在でありたいと、この映画を観て改めて思いました。