このレビューはネタバレを含みます
凄く良かった！アカデミー賞を受賞したのも納得。黒人差別をテーマにした映画は沢山あるけど、私はこの映画が1番心に響いた。
・難しすぎず、普通にクスッと笑えるシーンも沢山あり、話のテンポも良く、とにかく観やすかった。差別系の映画は観ていてツラくなる事が多いけれど、用心棒のリップがいる事で逆にスカッとできるシーンが多い！
・天才ピアニストである黒人のドクター・シャーリーは、常に紳士的で感情もあまり表に出さないけど、雨の中、今まで溜めてきた心の声を爆発させるシーンではかなり心に染みた。「黒人にも白人にもなれない」彼しか味わえない孤独感がいたたまれない気持ちになった。
・この映画は実話らしいが、映画に出ているキャストも実際のトニーとドロリスの親類縁者だったり、小物も実際に使用したものを撮影に使ったらしく、再現率が凄い。
ストーリーは勿論、キャスティングも素晴らしく、とても良い映画でした！てか意外にも飯テロ映画だった。フライドチキン食べたい！！
