グリーンブックのkakkoのネタバレレビュー・内容・結末

2019年12月　2度目
　
　人種（だけではない）差別の重い（本当はもっと重い）テーマを、粋なユーモアとたっぷりの音楽が包み込む。コメディ映画の監督作品と知り、なるほど。2人のイカしたおじさんたちが絶妙なコンビネーションで楽しませてくれる。見方によっては上質なクリスマス映画として観ることもできる。

たった半世紀前、1962年のアメリカがまだ南北戦争時代の影を引きずっていたのが分かる。1964年に公民権法が成立した後の今だって形を変えて引きずってるに違いない。