まーし

グリーンブックのまーしのレビュー・感想・評価

グリーンブック(2018年製作の映画)
5.0
舞台は1960年のアメリカ。トニーはナイトクラブで働いていたが店の事情で休職することに。家族を養う為に仕事を探していたトニーは天才ピアニストのシャーリーと出会う。黒人であるシャーリーは差別が色濃く残るアメリカ南部へのライブツアーを計画しており、そのドライバー兼用心棒を探していた。二人の旅はどうなる?的なお話。

よかった・・。まじでよかった・・・。
良い映画とは散々聞いていたけど想像の100000000倍良かった・・。久しぶりに満点の映画と出会ったわ。めちゃくちゃ良い映画に出会うと親友に報告してるんですがこれは鑑賞後に速攻で報告しました。

ジャケットから『最強のふたり』を彷彿とさせて、もう最高やん。って思ってたけど『最強のふたり』とはまた違った最高でした。

イタリア系の暴れん坊のトニーと黒人の洗練されたシャーリーの凸凹バディによるロードムービーってだけで楽しいのに二人の掛け合いが絶妙に笑えるし、グッとくる名言出まくりで1秒も余さず楽しめました。
そして当時の黒人差別を美化なしに表現してくれて心揺さぶられまくり・・。
エゲツない差別に対して毅然と立ち向かうシャーリー、不当な扱いに最初は暴力で解決しようとしていたがどうすべきかを次第に学んでいくトニー。お互いがお互いから学んでいく姿も素晴らしい・・美しすぎる友情・・ありがとうございます・・。

差別のことに関して私がなんや言うよりこの映画を一度観てもらえればいいと思います。本当に最高だから!!!観て!!!

名言が多すぎる本作ですが個人的に一番好きなのは、

「俺はNYのナイトクラブで働いてきたからわかるんだ。世界は・・複雑だって。」

です。

Blu-ray買うわ!!!!
まーし

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