グリーンブックの作品情報・感想・評価

上映館(4館)

グリーンブック2018年製作の映画)

Green Book

上映日:2019年03月01日

製作国:

上映時間:130分

4.2

あらすじ

「グリーンブック」に投稿された感想・評価

実話だったのか
ドクのどこにも属せない孤独はよくわかる

主人公のトニーがイタリア系移民なので黒人差別に無関心でそこが笑いのスパイスになってる
おこめ

おこめの感想・評価

4.3
"上品"。。この言葉に尽きます。。

マハーシャラ・アリ!めちゃくちゃ最高の演技!!感情を抑えている中に時より魅せる感情の変化!素晴らしかった!
ヴィゴ・モーテンセンもハマり役!!最高でした!!

主人公2人のキャラの圧倒的確立。
ストーリーも人種差別がまだ色濃く残る地域への旅という事で、観てる側への投げかけるメッセージ性がめちゃくちゃ強いし、それだけじゃなくて、ドクがただの黒人として描かれているわけじゃなくて、裕福で自分は他の黒人とも違って仲間がいないしゲイでもある。。という孤独のキャラ造形(実話なのが重い。。)

[トニー]
明るい、すぐ手が出る、貧乏、教養無し、白人(でも純粋なアメリカンではない)、黒人嫌い(冒頭のコップ捨てるシーン)
[ドク]
どこか闇を抱えている、暴力反対、超リッチ、教養あり
〔キャラの二項対立〕

・ドクがスーツの試着を拒まれたシーンから次へのジャンプカットが力強くピアノを弾くシーンへと→怒りの演出
・今まで人と親しくなる事を何処か避けていたドクが気づけばトニーとお酒を交わしながら生い立ちを話す。
・フライドチキンを食べながら距離が縮まったと思えば、トニーのドリンクのポイ捨ては見逃さないドク
・貴族の白人の前でピアノを弾く事が自分を唯一肯定できる手段だった音楽。それが皆(黒人)が心から楽しんでくれて、自分自身も楽しいと思える音楽に出会えた瞬間→黒人バーでのセッション
・黒人専用のバーでセッションが終わったところで、盗っ人を銃声だけで追い払うシーン→スマート◎「やっぱり銃持ってたのか」

雨の中で内的葛藤をぶちまけるドクのシーンは名シーン過ぎる。。

最後は手に入れた"勇気"で一歩を踏み出すドク。トニーのパーティーに現れるドク。

2人の掛け合いの面白さや音楽の効果もあって重くない雰囲気が常に流れてる中で、不意に突きつけられる現実。。その現実が突きつけられる度に絆を強くするトニーとドクに本当に魅せられる。。

トニーの家で始まりトニーの家で終わる。
トニーの家で黒人嫌いな一面がトニーに見えて、トニーの家に帰ってきて黒人とハグするトニー。
始まった場所に最後は戻ってくるというお手本のような映画構成◎

パトカーで取締りしてる白人が2回目にはパンクを指摘してくれる善良な白人が出てくるところも一方的に白人の悪さを描いてなくて◎

こうなるのかなぁ?という予想が見事に全てスマートに覆されました。。上品で面白くて感動出来て最高な映画!
aru

aruの感想・評価

4.3
気持ちが晴れる良い映画

「最強のふたり」ぽい始まりだし
流れはそうなのだ。

最近は何かに属してない細分化が多くなっているので、定義されてなくても個性として認められる時代。
さらにその先にはどちらも共存しお互いを認め合う。
先ではなく根本がそこにある。

1.自分自身を認める事
2.他者を認める事
3.自他ともに認める事
このプロセスと循環が大切なんだ。
まさかの飯テロ映画!!
ケンタッキー食いたくなって、Blu-ray止めて買いに行っちゃいましたよ!!

物凄く汚く食べるのに、めちゃくちゃうまそうなのよ!これが!

差別の重い内容ですけど、軽快で明るいコメディタッチで観れるのがとてもいい!!

2人が少しずつ心を通わせ、理解していくのが微笑ましくもあり、痛快でもあり。

ピアニストの話だから、当然演奏シーンもあるんだけど、やっぱり劇場で観たかったと後悔。

で、ここからはウイスキー好きとしては黙っていられないので、映画に出て来たカティサークのお話を。

カティサークは現在6種類(多分)くらいあるのですが、一番安いやつはスーパーなら千円くらいで買えます。
この映画の時代は日本の場合、今の酒税とはちがったので、かなり高額(聞いた話によると8千円くらい)でした。

スコッチウイスキーの中ではかなり、飲みやすく軽いので、初心者にはオススメです。

ちょっと映画のボトルが現在のものと違うのでノンヴィンテージなのかは解りづらいのでなんとも言えませんが、ウイスキー好きからするとカティサークの評価は飲みやすいだけ。

熟成期間も短めな為、アルコール臭がやや強く、柑橘系でサッパリした飲み口。

ハイボールやトワイスアップ(ウイスキーと水を1対1)で飲むには薄すぎてしまい、ストレートで飲むにはやや物足りないのです。
個人的には、ほんのちょっとだけ水を入れて香りと飲み口を楽しむのが、一番いいのかなぁ、という感じだったりします。

なぜ、カティサークなのか?

おそらく、ピアニスト、ドクター・シャーリーは普段ウイスキーはあまり飲まない。
でも、南部ツアーでは精神的に追い込まれるので飲まなきゃやってられない。
飲みやすいので簡単に酔える。
嫌な事は忘れて明日に備え寝る。

そんな感じなんじゃないでしょうか。
想像ですけど。

そしてもうひとつが

シャーリーのこんなセリフ
黒人でもなく白人でもなく男でもない私はなんなんだ?

これはちょっとカティサークの立ち位置と似ているのです。
スコッチウイスキーとしても、ウイスキー愛好者からも微妙な扱いを受けてしまうカティサーク。

わたくしめの思い込みかもしれません。
ですが、なんかウイスキーがシャーリーの気持ち演出してるみたいでグッときました。

ケンタッキーとカティサークでこの映画を観る。

彼らの仲間になったような気持ちで観れるかもしれません。

ちなみに映画に習ってデカいケンタッキー買ったのですが、2個食べるのが限界でした・・・・

残りどうしよう・・・・
アロー

アローの感想・評価

4.5
観てよかった。めっちゃ泣いてしまった。

黒人差別を描いていると知ったときは「暗くて重そう…」と思ってたけど、そんなイメージがあっさりくつがえされた。一言で言うと、とっても爽やかな映画。差別を描いてることには描いてるんだけど決して重すぎず、あくまでトニーとシャーリーの友情がメイン。すっごく観やすかった!

2人のキャラが良い。トニーはいわゆる「陽キャ」で、ちょっとバカだけど言いたいことはズバズバ言うタイプ。対するドクター・シャーリーは物腰が優雅なインテリ。この真逆の2人がだんだん良きバディになっていくのがステキ!シャーリーが誰かに虐げられるとトニーが思いっきり言い返したり、逆にトニーが暴走しそうになったらシャーリーがそっと止めたり。この仲良くなる過程が爽快で、観ていて心地よかった。

そしてキャラクターが魅力的なぶん、黒人差別の酷さがリアルに伝わってくる。シャーリーが差別を受けるたびにすごく悲しい気持ちになった。「俺らのドクター・シャーリーは何も悪いことしてないのに、なんでそんな扱いするんだよ!!!」って。でもそのたびにトニーが視聴者を代表するようなセリフを言っったり、相手をボコボコにしたりするんだよね。こういうとこにも爽快感があって良かった(笑)。

クスッと笑えて爽やかで、黒人差別についても知ることができる。盛りだくさんなのにキレイにまとまった映画だった。個人的には、まさしく笑えて泣ける作品って感じ。元気がなくなったときにまた観ようかな。
ふわっと終わった!
iroiro

iroiroの感想・評価

4.0
これが本当に実話だったのか、よくわからない。時系列の主人公の心理描写が雑だと思った。
でも、事実は小説よりも奇なりというから、本当に起こったことなんだろう。特に人種差別については。それについての心情をもっと表して欲しかった。
最後のシーンがすごく良い。アメリカの良いところがでてる。
音楽も素敵だし。嫌いじゃない映画。でも、編集次第、演出次第でもっともっと良くなるはず。
tpmasa

tpmasaの感想・評価

4.0
フライドチキン!
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