グリーンブックの作品情報・感想・評価

上映館(15館)

グリーンブック2018年製作の映画)

Green Book

上映日:2019年03月01日

製作国:

上映時間:130分

あらすじ

「グリーンブック」に投稿された感想・評価

シュウ

シュウの感想・評価

4.1
男2人の相互セラピー兼ロードトリップな映画。
観た人がみんなケンタッキー・フライド・チキンが食べたくなるというから、先に食べておくことにしたら、どう見ても映画の中のチキンの方が数倍も美味しそうでなんか悔しくなった。

1962年ニューヨーク、クラブで用心棒として働くトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は粗野で腕っぷしが強く、ハッタリや出鱈目でトラブルを解決するのが得意だったことから、クラブのオーナーや同僚から一目置かれていた。
しかしある日クラブは改装のため突如休業となり、結婚して子供も2人抱える彼には定職が亡くなったことは死活問題だった。
そこに舞い込んできたのは、とある"ドクター"の運転手を務めるというもの。
相手方から直々のご指名ということもあって二つ返事で面接へと向かうトニー。
しかし出てきたのは、医者ではなく黒人ピアニストのドクター・ドン・シャーリー(マハーシャラ・アリ)だった。
雇い主が黒人な上、仕事内容は南部へのツアーで8週間も拘束され、クリスマスイブには家に戻れるかどうかすら分からないときて、トニーは一旦仕事を断る。
だが、トニーの評判を高く買っていたシャーリーも負けじと譲らず、報酬を引き上げ、家族まで説得し、結局仕事を引き受けることとなるのだった。
そして出発当日、黒人専用のホテルやレストランが紹介された"グリーンブック"を手渡され、男2人8週間の長旅が始まるのだった。


アカデミー賞を取るだけあってというべきか、何というか静かで品があって嫌味たらしくなく、まさに映画製作における優等生な出来栄え。
特段捻った構成やあっと言わせるようなトリック、観客を惹きつける派手なシーンなどで引っ張っていくわけではなく、あくまで二人の掛け合いを中心にちょっとしたユーモアも交えつつ、彼らの人生の問題や人種差別を乗り越え、そして友情を築いていく過程を描いていく。
こんなしっかりした映画を作る映画は誰なのかと思いきや、まさかの「ジム・キャリーはMr.ダマー」の監督で、バリバリのコメディ畑のピーター・ファレリー。
弟のボビー・ファレリーも「トレーラーパークボーイズ」の1エピソードを監督してたりと、家系からしても筋金入りのコメディ向きだと思っていたけれど、こんな映画も作れるとは思いもしなかった。

それはさておき、やはり主演のヴィゴ・モーテンセンとマハーシャラ・アリの演技力は必見。
というか、2人の男のロードトリップなのでそこしか見るところが無い。
「ロード・オブ・ザ・リング」「イースタン・プロミス」と、もはや出る映画が名作になっている節さえあるヴィゴ・モーテンセンは、別人かと思うほどに増量して役作り。
アラゴルンを演じてた時の面影はどこへやら、腹の出ただらしない姿でフライド・チキンやピザ1枚をほおばる姿を見ていると、役者ってすごいけど大変だなと思えてくる。
それでも演技の質は落とさない、粗野で暴力的だけど、まっすぐで友人を思いやれる心を持つトニーを演じる。
一方で肌の色から性格、何から何までトニーとは真逆のシャーリー役のマハーシャラ・アリも、これまた出る映画が名作になる男。
今回は冷静で理屈っぽい上流階級の人間を演じるわけだけど、そんな彼が感情を露わにして起こるシーンには脚本の構成も合わさってとても心が引き込まれた。
まさに今が旬の2人を主演に据えて悪い映画ができるはずがない。

ストーリーはそこまで劇的ではないけど、しっかりと伏線を張ってしっかりと回収していき、かつ悲観的過ぎないレベルで人種差別の愚かさを描いていく。
あまりに重すぎると現実味が湧かなかったり、観てるこっちが疲れてきちゃうからね、しょうがないね。
でも不思議と彼らの旅には魅力があって、この映画が終わるころには彼らはまた同じように旅をしたんだろうか、もしあるのなら彼ら2人のこの先の旅も観てみたいな、と少し思ったり。
アカデミー作品賞には珍しくほっこり系(?)ロードムービーだったと思う。
バッチ

バッチの感想・評価

3.4
多様性に配慮がみられる
mani

maniの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

差別の問題とか色々あるが、インテリア天才ピアニストが友達を作る話
いい映画だった
『最強のふたり』を思い出させる

差別問題の映画、実話はたくさんあり、忠実に史実に沿うあまりにつまらなくなってしまいがちであるが、コメディをベースにしている事で重たすぎず観られる

グリーンブックに始まり、ケンタッキー1号店からフライドチキンの流れ、トイレ、レストラン等々
当時のアメリカ南部の環境がコメディタッチで描かれている様子は深刻になりすぎず、映画としてはストーリーや音楽に集中できてよかったと思う
英語がわかれば、訛りだったりニュアンスだったり、丁寧な言葉だったりもっと楽しめたのかと思う

背が高く指がものすごく長く、上品な黒人が美しくピアノを弾いているのを、喧嘩っぱやい無教養な白人が聴いてリスペクトしてるのは、音楽の力ってステキ

ラストは主人公の奥さんがめっちゃ可愛い!!
わたしもハグしたくなった‼
たける

たけるの感想・評価

4.1
ちゃんとしてんなーって印象
最後のバーのシーンに悪党いない方が良かったんじゃない?
yuka

yukaの感想・評価

3.5
あたたかい。2人の心の触れ合いが繊細で、ときに笑いあり、良い。日本だとあまり感じることのない、根深い人種差別の意識、問題。われわれの想像およばない辛さを抱えて生きてきたんだろうなと、シャーリーに思いを馳せた。
HM

HMの感想・評価

4.5
行きの飛行機で鑑賞。イタリア系っていう主人公の設定が何となく良い。ベタな展開かもしれないけど、やっぱりこういう差別や偏見を超えていく友情を描いたヒューマンドラマは大好き。
Annyyaa

Annyyaaの感想・評価

-
大雨のシーン、ぐっとくる
YOU

YOUの感想・評価

4.6
大好きな作品になりました!
冒頭からラストまでずっと心を掴まれたままでした。
当時の入り組んだ人種差別をテーマに置いた音楽ロードムービーです。
さくら

さくらの感想・評価

4.8
記録
すごく心温まる
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