前作もまぁまぁ面白いのに、
軽く2倍面白い続編をかましてきました。
水着、美女、尻、サメ、恐怖、血、
視聴者がサメ映画に求める全てが詰まっております。
序盤から
「海底の砂を巻き上げてはいけない、濁って何も見えなくなるわよ」
「あんたじゃお尻がつっかえて動けなくなるかもね」
など、
死に方を暗示する伏線もバッチリでございます。
もちろんサメは怖いんですが、
迷路みたいになっている海底遺跡や、
サメの目が退化していて、音さえ起こさなければ襲われないというシチュエーションが、恐怖を効果的に盛り上げます。
酸素が残り少なくなったことを知らせるピコーンピコーンみたいな音ね、あるあるやけど、この監督、絶望感を演出するのメッチャ上手いわ。
やってることはベタなのに、予想の裏切り方とか、前フリが上手やから、毎回「うわぁ!!」ってビックリする。
頼りになる奴等が序盤でサクサク死んでいくテンポの良さも素晴らしい。
あそこ怖かったわ、
なんか潮の流れが激しい場所。
鳴門みたいにグルグルグルーって無限に回る地獄。あれ怖すぎへん?
あの辺から尻見てる場合じゃなくなったもん。
ラストはあのいじめっ子を突き落とせるチャンスが訪れたのに、そうしないことで復讐するみたいな流れがあっても良かったと思う。