メキシコ、ユカタン半島。女子高生のミアは冴えない女の子。ダイバーである父が再婚し、サーシャという異母姉ができたが、サーシャは彼女とあまり口をきいてくれなかった。ある日、サーシャが親友のアレクサやニコールと共に穴場のダイビングスポットへ遊びに行くというので、ミアもくっついていくことに。そこは、最近新たに見つかったマヤ遺跡のある海底洞窟だった。装備を整え潜水した4人は、細い通路を通り神秘的な洞窟遺跡へと進んでいく。だがそこには、暗い海底で進化した凶暴な盲目鮫が潜んでいたのだ…
「海底47m 古代マヤの死の迷宮」
以下、古代マヤの死のネタバレ
➖➖➖
原題は「47メートル潜ります：今回檻は無し」となってます。今回は檻潜水ではなくガチ潜水なので、鮫が出てきたら即アウトな状況です。鮫の恐怖と酸欠の恐怖。結局この二つのハラハラ要素しかないところで、どのように話を広げて畳んでいくか、が注目点ですね。
前半、主要キャラ4人の人間性・関係性の描き方はかなりスムーズ。俺イチオシのニコールちゃん（スライの娘！）はスタイルも可愛さもなかなかだけど、性格に難あり。ミア役のソフィ・ネリッセはやや肉付きが気になる弱気いじめられキャラなんだけど、ラストでスゲー顔で信号弾ぶっ放してくれたのには拍手。ま、頭使わず楽しむには丁度良い塩梅のパニック映画です。全編水中なので、マスク鑑賞中に息苦しくなるのは間違いなし。マスクのおかげで通常料金なのに4DXみたいなお得感のある作品でした。ラスト、やっと船が見えて「助かったあ〜❤️」からの絶望感‼︎は最高だったね。
