ドンバスに投稿された感想・評価 - 29ページ目

実際にインターネットに上げられた動画による13のエピソードをもとに制作された作品。
制作当時（2018年作品）はブラックユーモアだったであろうが、今は全く笑えない薄気味悪さが残る。
と同時にここまで…

　わたしが無知過ぎるのでなにがなんだかわからなかった。最初はドキュメンタリーと勘違いしていたがそうではないことに気づきそこから連続した物語として観ていたがどうやらそれも違ったようだ。そこを理解してい…

また新たな地獄巡り映画を観てしまった。
2014年にウクライナで親ロシア派政権が失脚後、親ロシア派武装勢力が東部ドンバス地域を占領し、紛争が勃発。
本作では、同地域を舞台に13のストーリーが繰り広げ…

2014年以降、親ロシア派勢力とウクライナ軍の武力衝突が絶えないウクライナ東部ドンバス地方を舞台にした、実話に基づく13のエピソード。登場人物がエピソード間を横断することで繋がりを生んでいる。ダーク…

　ファウンドフッテージや、いわゆるドキュメンタリージャンルを自らの武器とするロズニツァが、どのように時事問題について（つまり現実に起きている出来事について）処理するのかと期待していたところ、大まかに…

日常と非日常が一つのフレーム内に同居する、もしくは連続性を持って接続し合う最前線の光景に次第に慣れていく自分もそこそこ怖い。然るべき立ち位置からちょっとした円環と入れ子でトドメをさしてくるロズニツァ…

撮る側の、親ロシア派への憎悪が全面に出過ぎた感が否めない。
こうした怒りに満ち溢れた心情が裏目に出てしまっている気がする。
情報を得ようと観にいくと失敗する。
逆に観る側のエネルギーを吸い取られる疲…

どう演出して撮ったんだと思うようなシーンがたくさんある。結婚式のシークエンスは白眉。どうやってあんな芝居を演出するんだろう。出てくる役者出てくる役者みんな凄い作品なのだが、特にあの「結婚式」の役者た…

ウクライナ東部。親ロシアが占領するドンバス地域。横暴な行政府や軍人たちが、我が物顔で統治する。ファシストへの対抗を口実に略奪や暗殺、違法な行為を繰り返す。

市民たちもプロパガンダで洗脳されたり、子…