ライブ感極振り
僕はホラー映画を観るとき、観る作品を二つの基準で分けている。
そんなこと書くと、さも映画への拘りが強そうに思われそうだが、大した話ではない。
インスタント食品やコンビニ飯で手軽に済ませるか、凝った料理を食べるかを選択するかのように、
ライトなホラーがディープなホラーのどちらにするかという選択である。
その意味では本作は手軽に手間なく恐怖感を得られる。
などと書くと、この作品を軽視しているように捉えられそうだが、むしろ逆である。
こういった作品はとても重要だ。
毎回毎回手間の掛かる和食やフレンチを食べる時間がないように、毎度毎度古き良きJホラーを観ることもできず、絶対数も少ない。（最近のJホラー？何かありましたっけ？？）
こういう作品があるからこそ、ホラー好きは生きていけるのだ。
