『私生活での行いも含めて大統領としての資質も判断されるべきなのか？』『公人や芸能人のプライバシーはどこまで尊重されるべきなのか？』といった、人によって異なる意見を持つであろう問題について非常に考えさせられました。
最近の政治の閉塞感をみると、少しくらい問題があっても政治家として優秀ならいいのではと個人的には思ってしまう部分もありますが💦、たとえ他人であっても不倫等の倫理観に異常なくらい厳しい世間(当然不倫は悪いという前提です笑)をみるとなかなか難しいこととは思います😓
フロントランナーというタイトル通り、88年米国大統領選挙当時の最有力候補であったゲイリー・ハートの女性スキャンダルに伴う一連の影響を描いた本作。ここまでFilmarksでの評価はあまり高くないようですが、実話に基づいたこの手の雰囲気の作品は凄く自分好みなので、最後まで観入ってしまいました😊
どの映画もそうかもしれませんが、どの登場人物の視点に自分がなるかによって、感想も当然違ってくるのかと。本作品については、女性スキャンダルを題材にしていることもあり、男性と女性ではずいぶん印象が違うことかと思います。本作はゲイリー視点が中心でしたが、《ペンタゴン・ペーパーズ》のように、メディア側の立ち位置から本作のテーマを取り扱っても面白いかもしれません。
ヒュー・ジャックマンはやっぱり格好いいです！あの雰囲気で演説されたらそれだけで陶酔する有権者も相当数いるのではないでしょうか笑 政治家とは言っても(むしろ政治家だからこそ？) 有権者に与える印象もあり、外見は非常に大事なのですね😅
