いろとりどりの親子のHarukiのレビュー・感想・評価

原作者含め6組の親子が、それぞれの困難に向き合っていく姿を追ったドキュメンタリー。

子どもを理解しようと努める親と、親に自分の存在をわかってほしい子ども。
彼らの歩みは険しく、それは試練という側面ももちろんあるのだろう。

"普通"じゃないと言われても、ただ愛し合いともに進んでいく。
そんな強さと優しさは当たり前のようで難しい。

彼らの姿を通して見えてくるのは、家族という形の本質なのかもしれない。

原作者の「愛と受容を混同していた」というセリフには考えさせられる。