RINA

いろとりどりの親子のRINAのレビュー・感想・評価

いろとりどりの親子(2018年製作の映画)
3.5
LGBT、ダウン症、自閉症、低身長症、そして殺人を犯した息子をもつ両親とその兄妹たち…。
様々な家族を描いたノンフィクション本「FAR FROM THE TREE」に基づいたドキュメンタリー映画。

いわゆる“普通”の人々とは違うことに対する苦悩ではなく、家族としてどうやっていくかの努力、そして彼らが見据える未来をありのままに映した作品だった。

ただただ苦しくても時間は進んで、そして人生も進んでいく。

ノンフィクションを普段ほとんど見ないので、喜怒哀楽に少し物足りなさを感じてしまったけれど、順々に様々な家族のあり方を見ていくと、自分の視野が広がっていった。

障害ではなく“個性”であると受けとめ、気丈に一歩一歩前進する姿に勇気をもらえる作品。
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