からっぽな自分の苦悩とか葛藤が描かれるのかと思ったらそんなことはなかった。たいして悩んでるように見えないので、「はぁ。そうなんですか」としか思えなかった。
主人公女の感情が動くところが何シーンかあったが、ちぐはぐで嘘臭かった。
例えばメイドを辞めるところは、あの女の子がメイド服を捨てたいと本当に思ってるように思えなくて、不自然というか、やらせたいからやる、やれと言われたからやる、本に書いてあるからやるという感じで撮ってる感じがした。
映画見ててそう思っちゃうと覚めちゃうんだよねぇ。
キャラが生きてないっていうさ。
美大生・芸大生あるある空気感、みたいなのを楽しむ映画なんですかね。
あと上映中、「最近の映画、安易にセックスしすぎでは？？」と考えていた。
