ワン

少林少女のワンのレビュー・感想・評価

少林少女(2008年製作の映画)
2.0
中国の少林拳武術学校で三千日の厳しい修行を終えた少女 凛(柴咲コウ)は、亡き祖父の少林拳道場を継いで日本に少林拳を広めようと帰国する。だが彼女を待っていたのは、荒れ果てて廃墟同然となった道場だった。途方に暮れる中、友人のミンミン(キティ・チャン)から彼女が通う女子大のラクロス部にスカウトされた凛は、部員たちに少林拳を教えるべく助っ人を引き受ける。そんな中、最強の敵を探していた学長 大場(仲村トオル)は、いち早く凛の秘めた力に気付く。


彼女が闘うのは最後のみなので主役なのに特別な存在だと感じない。三千日の修行がどういった修行なのか描かれないので"気"のコントロールが修行の成果なのかどうかも分からなかった。三千日の修行を終えたのが10人もいて、凛がその内のひとりというのも特別な存在から遠ざけていると感じた。

なぜ執拗に凛と闘おうとするのかといった大場の背景がきちんと描かれないので、ふたりの闘いを唖然としながら見守ることしかできない。

シーンの繋がりがところどころおかしい気がして非常に気になった。
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