コマミー

コネチカットにさよならをのコマミーのレビュー・感想・評価

コネチカットにさよならを(2018年製作の映画)
3.5
【似た者】

「ウーナ」「ローグ・ワン」のベン・メンデルソーン主演。近年、NETFLIXの新作には、[人生再生系]の作品が多い。最近では、[さよならコダクローム]がそうだろう。

本作も「さよならコダクローム」も、基本[ダメな父親像]が出てくる事が多い。そんな父親が、[息子との時間]、[人との向き合い方]を巡る物語なのだ。
本作には、[息子]とその[友人の青年]が出てくる。実は二人共に、飲酒や薬物の治療に出ている、[訳あり]の二人なのだ。青年は、薬物、息子は酒と、それぞれ崖っぷちに立たされている二人、いわゆる[愛への枯渇]が見受けられる。

それを、息子の父親であり、青年の友人でもある、主人公の男が、無くした記憶を取り戻すように、[助ける]のだが、いつも[屁理屈]や、ドジをやらかすなどして、[台無し]にする。それを、[止めようとして、もがく]父親の物語なのである。

本作もNETFLIXの良作のひとつと言える作品だった。「思いやりのススメ」に似ているところもあった。[似た者同士の親子]の[人生再構築]物語である。

人生は、山あり谷あり。でも、小さな事でも、希望の兆しを見つけられる事は、とても大事な事だと言うことを教えてくれる映画でした!

たとえ、最悪な事が起きたとしても…ね?
コマミー

コマミー