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いちごの唄のykkのレビュー・感想・評価

いちごの唄(2019年製作の映画)
3.3
試写会にて。

コウタは、七夕の日、中学生の頃、親友シンジと二人で憧れたマドンナ、あーちゃんと偶然の再会をする。かつて天の川の女神と呼んでいた因果か、また来年の七夕に会おうという約束をする。何やら秘密のありそうなあーちゃん。異常と呼べるほどに正直者で優しいコウタ。2人は一体どうなっていくのか…?

少し「音楽の力」の絡め方が強引な気がして白けてしまった。普通に挿入歌じゃいかんのかな。スポットがあたる人や物事が多すぎて注意が分散してしまったように感じる。うまく言えないけどなんかもったいない。

いつものごとく峯田の曲には共鳴することができなかった訳ですが。それは、私が、銀杏やゴイステ…というか峯田の作る唄から、コウタに感じた怖さに通じるもの感じてるからかもしれないし、ロマンチックの方向性の違いなのかもしれない。

また、シンプルに見えて彼の歌はなんだか情報量も多い気がする。この映画と少し似ている。とか嫌がってるけど、なんだかんだ言ってライブも他の出演作もいくつか拝見したことありです。はい。

あんな高そうな猫が、迷い混むことあんのか?ってことが気になったけど、なんか猫がいっぱい出てくるので猫好きな人は要チェックだし、中野~高円寺付近に縁がある人は、お馴染みの風景が見られるので楽しいのでは。

また、中学生時代の回想シーンで出てくる子役さんたちは、瑞々しくてよかったし、ちょい役で有名人がちょいちょい出てくるので探してみてください。

舞台挨拶で、和久井映見さんがとても素敵でドキドキしたので、その分スコア加算。あと、岸井ゆきのさんの、ナチュラルに女の敵っぽい雰囲気、めちゃくちゃすきかも。
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