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バスターのバラードのshioriのレビュー・感想・評価

バスターのバラード(2018年製作の映画)
4.0
「死」の短編集


これまたネトフリオリジナル映画。
私の受験勉強前の無料体験も残り僅かとなってしまいました…

そんな中、数あるNetflixオリジナル映画でオススメされたのが本作。
西部を舞台とした6つの短編からなる映画。
その共通点は「死」について扱っていること。

1つずつ振り返ってみます。

①バスターのバラード
いや、1番明るいというか救われるラストというか…でも結構グロかったり。
the西部劇!な前半から何故か後半はファンタジー。この急な方向転換にはちょっとビックリしました。笑
③と同じくらい好き。

②アルゴドネス付近
ん〜渋い感じがいいですね。銀行強盗のシーンはハラハラドキドキ。
1番馬の背中に乗った絞首刑のシーンが印象的。あれはちょっとクスッと笑ってしまいました。馬が草を食べ進めるときの男の表情と馬の温度差が生む滑稽な感じがまたいい。

③食事券
泣いた。唯一泣いた作品。悲しい。
両手両足のない男性と老人の話。
静かでゆっくりしてる物語だが、時間が経つにつれて恐怖が襲ってきた。
重くのしかかるお話。でもこういうタイプの映画は好き。

④金の谷
これも好き。結末がどうなるか1番予測できなかったかも。
緑豊かな自然に囲まれていて、西部劇だということを忘れてしまうほど。
これもまた話の展開がゆっくりだけど、そのゆっくりさが味を出してる物語です。

⑤早とちりの娘
んー、クライマックス以外はあまり響かなかったかな。単調すぎるかも。
でもクライマックスのかっこよさは異常。そっちに目を奪われている間にそういう事か〜とまんまと騙された感がすごい。

⑥遺骸
これもまた不思議な映画。ファンタジー色強め。
でもこれを6番目に持ってきたのは何となくわかる。結局は全部⑥にくるのかな。話が進むにつれてどういう状況なのかが分かるようになったので、ちょっと集中して観るといいかも。

こんな感じでしょうか?
短編を詰め合わせた映画は初めてだったので新鮮でした。こういうのも面白いですね!
また、コーエン兄弟作品もお初でした。オシャレな映画を作る兄弟ですね〜素敵!
新たな映画と監督との出会いに乾杯🥂