このレビューはネタバレを含みます
久しぶりのマイケルムーア監督作。
やっぱり面白いなー
ドキュメンタリーとしてはかなり恣意的な演出の部類になるんだろうけど、でもやっぱりどんなに距離を置いて観ようとしても本作で扱われてる出来事は酷いし、政治家や役人がやってることは恐ろしいと思う。
どこかの政党や考え方に肩入れしたり、思考停止することもなく、大事なことは自分で学び考えて行動を起こすことというメッセージは非常に誠実。ラストに映し出される民衆のアクションこそが世界を良い方に変えられるのではないかという僅かな希望はとても感動的であり、アメリカに限らず日本でもボロボロになった民主主義をなんとか取り戻さないといけないと鼓舞された。