KEIGOKATAOKA

華氏 119のKEIGOKATAOKAのレビュー・感想・評価

華氏 119(2018年製作の映画)
3.5
ドキュメンタリー映画はあまり見ないほうだけど、圧倒的な実録映像がテーマごとになだれ込んできて目が離せない2時間だった。
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とくに最近のスマホの発達もあっていわゆるプロが撮ったものに挟み込む形で素人が撮ったであろう映像がリアルさを増すように感じた。
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テーマはトランプ政権への警鐘、日本ではあまり馴染みのない銃問題、ニュースになりにくい低賃金の層が住むエリアの水汚染問題、そしてそれを包み隠す権力者の図。などなど。
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政治を諦める層もたくさんいて、それが日本よりも身分差が大きいためフラストレーションも大きい。
だからこそ爆発したときの力も大きい。
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結論、解決法や希望を提示するわけでもないし、
問題点のつなぎが無理やりなところもあるけど、
「目の前にある事実」をしっかり理解する意味で日本人も見るのもいいかなとる思う。
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