Javier

華氏 119のJavierのレビュー・感想・評価

華氏 119(2018年製作の映画)
3.8
アメリカの病気を描いたドキュメンタリー映画。

やっと監督の作品を観れた。
内容的にはトランプ大統領をDisりまくり。民主党万歳かと思いきや、民主党もDisりまくり。その結果、トランプ大統領が誕生したとのロジックになる。珍しく両側をDisったと少し驚いた。ただ正直トランプ政権の恩恵の部分やポジティブな部分も知りたかった。

様々なアメリカの社会問題を交えて監督らしく進めて行くが、やはり監督の故郷の水質問題は酷い。根っこにあるのは財政破綻した町だが、政治や企業、結局は忖度で、これはどこの国も一緒なんだな。貧乏クジを引くのはいつも貧乏人。挙げ句の果てに軍事練習場に町を利用される。凄い流れだ。

政治の問題はどこの国にもあるが、銃、貧困、差別はアメリカの永遠の問題なんだろうとなと改めて感じた作品かな。
Javier

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