津軽のカマリの作品情報・感想・評価

津軽のカマリ2018年製作の映画)

上映日:2018年11月10日

製作国:

上映時間:104分

3.4

あらすじ

「津軽のカマリ」に投稿された感想・評価

Kaori

Kaoriの感想・評価

-
昨年観そびれて後悔した作品ベスト3の一つが
地元で昇華できた。

音楽ものとして、東北の歴史の点として、
色々学ぶことが多かった。

これ観ながら 
内容も監督も違うけど
盆唄 を少し思い出した。
空

空の感想・評価

2.8
三味線奏者の初代高橋竹山と二代目を取り上げたドキュメンタリー

初代が相当な苦労を重ねた上での音に比べて二代目の軽い音に若干驚愕する

青森で盲に生まれた男は門付け(家の前で三味線を弾きお金などをもらう)女はイタコになる、というのも初めて知る

門付けは乞食や物乞いと呼ばれながらも三味線を弾くという屈辱や全国を歩いて回って食べて行くということ、厳しいよなぁ

二代目や弟子たちの話から風や鳥と話す初代の様子もいい

何にしろやはり盲の人の音は精度が高い

初めて三味線や竹山の触れる人には導入としてはわかりやすくていいのではないかな
DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

2.0
その昔、津軽で盲目の人は男は三味線、女性はイタコになるしか生きていけない。 という凄絶な話を聞かされるのですが、ドキュメンタリーとしてはスッカスカで二時間近くも尺がいるのか?という残念な出来です。
既出の映像をつなぎ合わせただけ、いまいち演出の意図が掴みきれない

2代目も出す必要があったのか
生きていく為に三味線をひく。北国の気候風土 文化は、知らないことだらけ。四国生まれの九州育ち。まだまだ知らない土地が 日本にはある。
ドキュメンタリーとしては踏み込みが薄い。なにを伝えたいのかよく分からない。

高橋竹山の三味線は70年代後半に叔父のかなり値の張るオーディオシステムで聴かせてもらい衝撃を受けた。洋楽をメインに聴いていた高校生にとってもその音は魂を揺さ振るに充分だった。その音の記憶と比較して、その寄ってきたるところはどこにあったのかを今更ながら知りうる機会を得ることが出来るのかと期待して見ていたが、まったくその願いは叶えてもらえなかった。

二代目も含め、弟子や関係者へのインタビューも甘く、彼が育った時代背景も通俗的なものをさらに簡略になぞっただけ。ポスターだけがおどろおどろしい。
のん

のんの感想・評価

3.0

明治生まれの盲人の三味線弾き、高橋竹山の人生を、門付けをして生きてきた背景とともに語る作品。


門付けなんて、時代小説か落語の中でしか知らないけれど、津軽の冬の寒さでのそれの厳しさは想像に難くない。なにしろ津軽三味線は厳しい冬の寒さを伝える。

観ながら、傾向として日本人は貧乏な成り立ちを美化することが好きというか…貧乏の中に美を見るのか、純粋さを見るのか…とにかく芸術へと昇華するのが好き(得意)だな〜って思った。

イタコの妻の人生も気になる。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

2.9
スカパーにて。秋田出身の嫁ちゃんと見ました。津軽だけどちゃんと字幕無しにヒアリングが出来てました(笑)
カマリは匂いのことなんだそうな。カ→マ→リ→ではなく、カ↑マ→リ↓と発音するんだと。

盲目の津軽三味線の名人、初代高橋竹山を追ったドキュメンタリー。
生前の演奏を見るだけで、この映画の価値がある。

お孫さんもいるし、結構お弟子さんもいて、その人達の回想で映画が進む。
が、ぶっちゃけドキュメンタリーとしては初代竹山の人となりの紹介にはあまり役に立っていないな。インタビューは多いが、竹山がどんな人物だったかは余り伝わらない印象。

生前のツアーで沖縄に行ったりしてる。で、戦争中の犠牲者で青森からの移住者が結構いたそうな。知らなかった。(何故青森から沖縄への移住者がお買ったのかは特に触れられず。そういう所をもっと説明してよ!)

津軽は飢饉(ケガヅ)が多く、江戸時代には10万人単位の餓死者があったそう。そういう土地柄が身を削るような鬼気迫る演奏になるのは理解出来る。映画でもその辺をもう少し突っ込んで欲しかったな。

ただ、ラストの2代目竹山の演奏も良かった。女性だが2代目襲名を認めない人も居るのだとか。その辺もあまり突っ込まない。

竹山の凄さは伝わるが、ドキュメンタリーの構成としては痒い所に手が届かない構成が残念。
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